武陵桃源の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

俗世間からかけ離れた平和な別天地、理想郷のこと。▽「武陵」は地名。中国湖南省こなんしょうにある。「桃源」は世俗を離れた平和な別天地。
出典
陶潜とうせん「桃花源記とうかげんのき
句例
武陵桃源の世界
用例
桃李数百本を植え、川に柴橋さいきょうを架けて桃源橋と名づけた。武陵桃源の故事によって、浮世の外の意を寓ぐうしたのである。<海音寺潮五郎・柳沢騒動>
類語
世外桃源せがいとうげん
故事
武陵の漁師が、川をさかのぼって桃林に入り、山腹の洞穴を抜けたところに、美しく桃の花が咲き乱れる別天地があった故事から。

武陵桃源の解説 - 学研 四字辞典熟語

俗世間からかけ離れた平和な別天地。理想郷。「桃源」「桃源郷」ともいう。
注記
「武陵」は、中国湖南省にある地名。中国晋しんの時代、武陵の人が川をさかのぼっていくと桃林にぶつかり、さらにそこをぬけると水源があり、戦乱を逃れた人々が平和に暮らす仙郷があったという物語から。
出典
陶潜とうせん「桃花源記とうかげんき
用例
私達は島に来て、伝説的な想像は少しく幻滅しましたが、併し温暖な気候と日光との中に、満山の椿と水仙とを目にした実感は猶武陵桃源の趣がありました。〈与謝野晶子・初島紀行〉

武陵桃源の解説 - 小学館 大辞泉

世間とかけ離れた平和な別天地。桃源。桃源郷。陶淵明 (とうえんめい) 「桃花源記」によると、晋 (しん) の太元年間に、湖南武陵の人が桃林の奥の洞穴の向こうに出てみると、末の戦乱を避けた人々の子孫が住む別天地があって、世の変遷も知らずに平和に暮らしていたという。

キーワード[平和]の四字熟語

キーワード[別天地]の四字熟語

出典:青空文庫