さん‐ぱい【酸敗】
酒類や油脂などが、細菌や熱・水分などの作用を受けて酸化および分解し、色・味・においなどが変化して酸味を呈する現象。
さんぼう‐かん【三宝柑】
《「さんぽうかん」とも》ミカン科の常緑中高木。和歌山県の原産。実は濃黄色、だるま形で、果柄部にこぶ状の突起がある。酸味が少なく甘い。《季 春》
サンラータン【酸辣湯】
《(中国語)》中国の四川料理の一。肉や野菜などを入れ、酢とコショウで味付けをした酸味と辛味のあるスープ。
ザウアークラウト【(ドイツ)Sauerkraut】
千切りにしたキャベツを塩漬けにして発酵させた、酸味のあるドイツの漬物。
しいくわあさあ
《多く「シークワーサー」または「シークヮーサー」と書く》ミカン科の常緑低木。春、白い小花をつける。実は小粒でミカンに似る。未熟な実は搾って酸味料に、熟した実はジュースなどに加工される。沖縄に自生...
シトロン【citron】
1 ミカン科の常緑小高木。花は淡紫色。実は長卵形でひだがあり、果肉は淡黄色で酸味が強い。果実は砂糖煮、果汁は飲料、果皮や葉は香料にする。インドの原産で、暖地に栽培される。丸仏手柑(まるぶしゅかん...
しゅせき‐えい【酒石英】
酒石を再結晶させたもの。比較的純粋な酒石酸水素カリウム。酸味のある白色の結晶。
しゅせき‐さん【酒石酸】
ブドウなどの果実に存在する有機二塩基酸。無色の柱状結晶で、水溶液には快い酸味がある。清涼飲料水や製菓、染色などに用いる。化学式C4H6O6
じゃばら
ユズの近縁種。果汁が多く酸味が強い。和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)北山村の原産。
す【酢/醋/酸】
酢酸を含む酸味のある調味料。ほかに有機酸類・糖類・アミノ酸類を含み芳香とうまみをもつ。日本には4世紀ごろに中国から伝来。米酢(こめす)・粕酢(かすず)などの穀物酢、りんご酢・ぶどう酢などの果実酢...