あんそくこう‐さん【安息香酸】
安息香を昇華して得られる白色針状結晶。最も簡単な芳香族カルボン酸。防腐剤・媒染剤・医薬品・合成繊維原料などに利用。化学式 C6H5COOH
イコサペンタエン‐さん【イコサペンタエン酸】
《icosapentaenoic acid》「エイコサペンタエン酸」に同じ。IPA。
い‐さん【胃酸】
胃液中に含まれる酸。主として塩酸。消化酵素の働きを助け、飲食物とともに混入する微生物を殺菌する。
イタコン‐さん【イタコン酸】
《itaconic acid》特異臭のある無色の結晶。天然にはコウジカビの一種により生成される。熱可塑性樹脂・イオン交換樹脂・合成繊維などの製造原料。メチレン琥珀(こはく)酸。
いちえんき‐さん【一塩基酸】
1分子中に他の陽イオンと交換できる水素イオンが1個ある酸。硝酸・塩酸など。
いっか‐ふほうわしぼうさん【一価不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸のうち、炭素の二重結合を1つもつもの。オレイン酸などがこれにあたる。→多価不飽和脂肪酸
イノシン‐さん【イノシン酸】
《inosinic acid》生物体内に存在するヌクレオチドの一種。アデノシンから生じるイノシンにリボースと燐酸1分子がついたもの。魚肉・畜肉、特に鰹節のうまみの主成分で、調味料として生産される...
いわし‐さん【鰯酸】
不飽和脂肪酸の一。イワシ油・ニシン油などに含まれる。化学式C21H33COOH
インドール‐さくさん【インドール酢酸】
植物の生長を促進するホルモンであるオーキシン類の総称。
インドール‐らくさん【インドール酪酸】
《indolebutyric acid》植物ホルモンの一。発根促進作用があり、挿し木や挿し芽の際に、発根に利用される。