はにゅうのやど【埴生の宿】
《原題Home, Sweet Home》英国の作曲家ビショップの曲。日本では明治時代から唱歌として歌われてきた。訳詞は里見義(さとみただし)。
は‐やま【端山】
奥山に対して、人里近くの低い山。また、連山のはしの方にある山。
はや‐みち【早道】
1 目的の場所へ早く行ける道。近道。「駅への—」 2 あまり手数をかけずに目的に達することができる簡便な方法。「語学上達の—」 3 早足で歩くこと。また、馬をはやく歩かせること。→地道(じみち)...
はゆま【駅馬/駅】
《「はやうま(早馬)」の音変化》古代、官吏などの公用の旅行のために、諸道の各駅に備えた馬。はいま。「さぶる児(こ)が斎(いつ)きし殿に鈴掛けぬ—下れり里もとどろに」〈万・四一一〇〉
はらか【腹赤】
《「はらあか」の音変化》マスの別名。一説に、ニベの別名。「その里にいと生臭き魚、—といふ有りけり」〈仮・仁勢物語・上〉
はり‐ぶくろ【針袋】
針を入れて持ち歩くための袋。「—帯び続けながら里ごとに」〈万・四一三〇〉
はる‐がすみ【春霞】
《室町時代ごろまでは「はるかすみ」》 [名]春の霞。《季 春》「洛陽の朝餉(あさげ)過ぎたり—/蓼太」 [枕]同音の繰り返し、また、霞のかかっている状態から、「春日(かすが)」「立つ」「井上...
はる‐け・し【遥けし】
[形ク]空間的、時間的、心理的に遠くはなれている。「ほととぎす鳴く音—・し里遠みかも」〈万・三九八八〉 「もろこしも夢に見しかば近かりき思はぬなかぞ—・かりける」〈古今・恋五〉
はん‐じょう【煩擾】
わずらわしいほど乱れること。ごたごたと乱れること。「胸底の—をじっと押しこらえているにしては」〈里見弴・多情仏心〉
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬(おおまがき)に次ぐ遊女屋。