むらかみ‐ひら【村上平】
村上市山辺里(さべり)で産する絹の袴地(はかまじ)。山辺里平。
めい‐か【名家】
1 名望のある家柄。名門。「—の出」 2 公卿の家格の一。文筆を主とし、弁官を経て、蔵人(くろうど)を兼ね、大納言まで昇進できる家柄。羽林家(うりんけ)の下、諸大夫家(しょだいぶけ)の上に位する...
めいしょ‐ずえ【名所図会】
江戸後期に盛んに刊行された、各地の名所旧跡・神社仏閣などの由来や物産などを書き記した絵入りの名所地誌。安永9年(1780)の秋里籬島(あきさとりとう)編の「都名所図会」に始まり、特に「江戸名所図...
めいじ‐どおり【明治通り】
東京都港区南麻布から江東区夢の島までの環状道路の呼び名。恵比寿・渋谷・新宿・池袋・王子・日暮里を経由する。
め‐がね【眼鏡】
1 近視・遠視・乱視などの視力を調整したり、強い光線から目を保護したりするために用いる、凹レンズ・凸レンズ・着色ガラスなどを使った器具。がんきょう。 2 物の善悪・可否を見きわめること。また、そ...
めぐ・し【愛し】
[形ク] 1 いとおしい。かわいい。「父母を見れば貴く妻子(めこ)見ればかなしく—・し」〈万・四一〇六〉 2 気がかりである。いたわしい。「人もなき古りにし里にある人を—・くや君が恋に死なせむ」...
め‐ぐ・む【芽ぐむ/萌む】
[動マ五(四)] 1 芽が出はじめる。芽吹く。「木々が—・む春」《季 春》「—・むなる大樹の幹に耳を寄せ/虚子」 2 ある感情・状態などのきざしが見える。「はやくも破局は十分に—・んでいた」〈里...
もうし‐ひら・く【申(し)開く】
[動カ五(四)]「言い開く」の謙譲語。申し開きをする。弁明する。「身の潔白を—・こうとした」〈里見弴・多情仏心〉
もがり‐なわ【強請縄】
金品をゆするため、人を通さないように張った縄。「里の真中に一条の—を引渡し」〈読・八犬伝・四〉
もぎ‐どう【没義道/無義道】
[名・形動]人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。また、そのさま。不人情。「田舎の客から—に金を絞りとる場面なども」〈里見弴・安城家の兄弟〉