積悪(せきあく)の家(いえ)には必(かなら)ず余殃(よおう)あり
《「易経」坤卦から》悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。
せきそう‐ざい【積層材】
木材の不均質性の改善のために、木の板や小角材を重ねて張り合わせた材。厚板を積層したものは集成材、薄い単板を積層したものは合板または単板積層材とよぶ。
せっ‐てい【雪堤】
斜面をすべり落ちる雪を防ぐために、鉄道線路に沿って、固めた雪のブロックを石垣のように積み重ねて築く堤。
セル‐スタック【cell stack】
燃料電池や蓄電池で電気を発生させるセルとよばれる板状の基本部材を積み重ねたもの。または電池本体の呼称。一枚のセルによる電圧は低いため、乾電池を直列につなぐのと同様に、セルを積み重ねて高い電圧を得る。
せん‐しゅ【選手】
1 競技会・試合などに選ばれて出場する人。「オリンピック—」 2 スポーツを職業にする人。「有名な野球—」 3 (比喩的に)年数の後に付けて、その年数だけ経験を重ねている人。また、長く使い続けて...
せんまい‐づけ【千枚漬(け)】
1 塩漬けした聖護院かぶらの薄切りを、昆布・みりん・唐辛子などで漬けた漬物。京都の名産。《季 冬》「うすら氷(ひ)の—を切にけり/孝作」 2 シソの葉を重ねて味噌などで漬けたもの。宮崎県の名産。...
せんまい‐ばり【千枚張り】
1 いく枚も張り重ねていて厚いこと。 2 《「面(つら)の皮千枚張り」の略》非常にあつかましいこと。ずうずうしいこと。
ぜひ‐ぜひ【是非是非】
[副]「ぜひ」を重ねて強めていう語。ぜひとも。「—お願いします」
ぜんしんてき‐ろんしょう【前進的論証】
論理学で、前提から出発して論証を一つずつ積み重ねていき、最後に結論に達する論証の方法。順進的論証。総合的論証。→後退的論証
ぜんそう‐ほう【漸層法】
修辞法の一。語句を重ねて用いることによって、徐々に詩や文章の意味を強めていき、結論や結末を強調する方法。クライマックス。→アンチクライマックス