そせき‐ぞう【組積造】
建築で、煉瓦(れんが)・石材・ブロックなどを積み重ねてつくる構造。組積構造。
たか‐に【高荷】
1 馬の背などに高く積み上げた荷物。 2 江戸時代、木綿反物などを高く積み重ねて背負い、市中を売り歩いた者。また、その荷。
たしだし‐に
[副]《「たしに」の「たし」を重ねて強めた語》確実に。十分に。しっかりと。「笹葉に打つや霰(あられ)の—率(ゐ)寝てむ後は」〈記・下・歌謡〉
たたき‐あ・げる【叩き上げる】
[動ガ下一][文]たたきあ・ぐ[ガ下二] 1 たたいてつくりあげる。「漆喰(しっくい)で—・げた二坪程の土間に」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 下積みの苦労を重ねて技量を磨き、一人前になる。「見習...
たたみ【畳】
1 和室の床に敷くもの。わらを重ねて麻糸で締めた床(とこ)に、藺草(いぐさ)で編んだ表をつけ、ふつう、両縁に布でへりをつける。 2 履物の表につける、藺草・籐(とう)・竹の皮などで編んだもの。 ...
たたみ‐とこ【畳床】
畳の芯となる部分。わらを重ねて麻糸で締めたもの。
たんばん‐せきそうざい【単板積層材】
薄い単板を繊維方向を揃えて重ねて接着剤で張り合わせた積層材。木目を直交するように重ねる合板と区別される。繊維方向の強度が大きいため、柱や梁などに利用される。LVL(laminated venee...
ダブル‐スリーブ【double sleeve】
2枚の袖(そで)が重なった形の袖。下袖はぴったり腕に合い、その上に、広がった袖が重ねてある。
ちじょうをたびするもの【地上を旅する者】
大原富枝の長編小説。昭和58年(1983)刊。時代の波に翻弄された明治の女性と、不倫の恋にゆれる現代の女性を重ねて描き、女性の真の自立を問う。
ちゅう【酎】
[常用漢字] [音]チュウ(チウ)(漢) 1 三回重ねてかもした濃厚な酒。「芳酎」 2 蒸留酒の一種。「焼酎」