やちょう‐の‐かい【野鳥の会】
⇒日本野鳥の会
野猪(やちょ)にして介(かい)するもの
《「介」は、鎧(よろい)》イノシシに鎧を着せたようなものの意で、むこう見ずな人をたとえて言う。猪武者(いのししむしゃ)。
や‐てい【野亭】
野中の小屋。「道すがらの山館—を御覧ぜらるるにも」〈太平記・三九〉
や‐てい【野体】
やぼな風体。「忍べばこそ供をも連れず、風俗も—にて出(い)でしに」〈浮・一代男・五〉
や‐と【野兎】
野生のウサギ。のうさぎ。
や‐とう【野党】
政党政治において、政権を担当していない政党。オポジションパーティー。⇔与党。
や‐とう【野盗】
山野にいる盗賊や、追いはぎ。
やとう‐とういつめいぼ【野党統一名簿】
⇒統一名簿方式
やと‐びょう【野兎病】
野兎病菌によりノウサギ・ネズミ・リスなどの間で流行する病気。人間にも感染し、悪寒・発熱・関節痛・嘔吐(おうと)・リンパ節の腫(は)れなどの症状を呈する。大正時代に福島県の内科医の大原八郎が発見し...
野(や)に遺賢(いけん)無(な)し
《「書経」大禹謨から》すぐれた人物はすべて官について民間に残っていない。人材が集まって正しい政治が行われていることをいう。 [補説]「野(や)」は民間の意。「のにいけんなし」とは読まない。