かせい‐こうぶつ【火成鉱物】
マグマから直接結晶してできる鉱物。橄欖(かんらん)石・輝石・雲母・長石など。
がんすい‐こうぶつ【含水鉱物】
水を結晶水として含む鉱物の総称。海洋プレートの沈み込み帯では、海水を含んだ地殻が温度と圧力の上昇による変性を受け、鉱物の結晶構造の中に取り込むことによって生じる。
きせい‐こうぶつ【気成鉱物】
気成作用でできた鉱物。電気石・蛍石・黄玉など。
きんぞく‐こうぶつ【金属鉱物】
金属を主成分とする鉱物。また、金属光沢をもつ鉱物。
けいさんえん‐こうぶつ【珪酸塩鉱物】
珪酸塩の形で存在する鉱物。地殻を構成する大部分の造岩鉱物をなし、種類も多い。長石・雲母(うんも)・角閃石(かくせんせき)・輝石・橄欖石(かんらんせき)の類。
けいちょうしつ‐こうぶつ【珪長質鉱物】
⇒無色鉱物
げんそ‐こうぶつ【元素鉱物】
一種類の元素からなる鉱物。ダイヤモンド・自然銅など。
こうせき‐こうぶつ【鉱石鉱物】
鉱石の中で、採掘・選鉱・精錬の対象になる鉱物。
こう‐ぶつ【鉱物】
地殻中に存在する無生物で、均質な固体物質。一定の物理的・化学的性質をもち、大部分は結晶質の無機物。
さんか‐こうぶつ【酸化鉱物】
酸素と他の元素が結合した鉱物の総称。金属および非金属の酸化物・複酸化物・水酸化物などを含むものをさす。石英・赤鉄鉱・コランダムが知られる。