かせきねんりょう‐フリーこう【化石燃料フリー鋼】
鉄鉱石の還元工程で石炭を用いない鉄鋼。フォッシルフリースチール。→グリーンスチール
かた‐は【片刃】
《「かたば」とも》 1 刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃。 2 刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃/諸刃(...
かっ‐てっこう【褐鉄鉱】
鉄の水酸化物を主成分とする鉱物。黄褐色で、鈍い光沢がある。時には鉱床を形成し、鉄鉱石として採掘される。リモナイト。
かね‐ふき【金吹き】
1 金銀鉱などを吹いて分離し、貨幣を鋳造すること。また、その人。 2 鉱石から金属を採取すること。また、その人。
かりんさん‐せっかい【過燐酸石灰】
燐酸を主成分とする化学肥料。燐酸二水素カルシウムと硫酸カルシウムの混合物で、燐鉱石に硫酸を加えて得られる。速効性があり、世界的に古くから使用。過石。
カンタブリア‐さんみゃく【カンタブリア山脈】
《Cordillera Cantábrica》スペイン北部の山脈。イベリア半島北岸をビスケー湾に沿って東西に連なる。全長約480キロメートル。最高峰はピコス‐デ‐エウロパ山塊のトーレセレード(標...
かんやひょうばいてつ‐コンス【漢冶萍煤鉄公司】
中国にあった製鉄会社。清末の1907年に、漢陽製鉄所・大冶鉄山・萍郷炭鉱が合併して創立。日本へ大量の鉄鉱石を供給した。現在の華中鋼鉄公司大冶鋼廠にあたる。
ガフサ【Gafsa】
チュニジア中西部の都市。19世紀末より燐鉱石を産し、鉄道輸送の拠点として発展。周辺の農産物の集散地。古くは旧石器時代のカプサ文化の遺跡があるほか、古代ローマ時代の浴場や東ローマ帝国時代の砦などが...
がん‐づめ【雁爪】
《形が雁の爪に似るところから》 1 3〜5本の内側に曲がった鉄製の爪のついた農具。除草などに用いる。 2 鉱石・石炭などをかき集めるのに用いる道具。1に似るが、爪は曲がっていない。
きあん‐こう【輝安鉱】
アンチモンと硫黄からなる鉱物。金属光沢のある鉛灰色で、斜方晶系。結晶は柱状で縦に条線があり、軟らかい。アンチモンの重要な鉱石。