ちん【鎮〔鎭〕】
[常用漢字] [音]チン(呉)(漢) [訓]しずめる しずまる 1 押さえて安定させる。しずめる。しずまる。「鎮圧・鎮火・鎮護・鎮魂・鎮座・鎮静・鎮痛」 2 おもし。押さえ。「重鎮・風鎮・文鎮」...
ちん‐あつ【鎮圧】
[名](スル) 1 戦乱や暴動を武力を使ってしずめること。「デモ隊を—する」 2 消防で、火災の勢いが弱まり、延焼のおそれがなくなった状態。「火勢—」→鎮火 3 耕地をすき起こし、土を砕いて平ら...
ちんあつ‐き【鎮圧器】
1 物を上から押しつける器具。おもし。おし。 2 耕地面を均一に平らにするために使う鉄製のローラー型農機具。
ちんあつ‐ばん【鎮圧板】
板をよろい戸式に連結した農機具。その上に乗っておもしをかけ、耕地を平らにする。
ちんうん‐ざい【鎮暈剤】
めまいの症状を軽減する薬。メニエール病の治療薬、乗り物の酔い止め薬など。
ちん‐か【鎮火】
[名](スル)火事が消えること。火事を消すこと。「延焼前に—する」 [補説]消防では、火災の勢いが弱まり延焼のおそれがなくなった状態を「鎮圧」、消火活動を終えた状態を「鎮火」という。
ちんか‐さい【鎮火祭】
陰暦6月と12月のみそかの夜、火災を防ぎ、火のけがれを払うために宮城の四隅で卜部(うらべ)氏が火をつかさどる神を祭った神事。ひしずめのまつり。
ほしずめ‐の‐まつり【鎮火祭(り)】
⇒ちんかさい(鎮火祭)
ちんか‐さい【鎮花祭】
平安時代以降、神祇官で、陰暦3月の桜の花の散るころ特に活動するといわれる疫病神をはらうため、大和の大神(おおみわ)・狭井(さい)二社の神を祭った行事。神社でも行われ、現在は簡略化されて伝わる。は...
ちんかぼうがい‐ざい【鎮火妨害罪】
⇒消火妨害罪