どうはん‐きょう【同笵鏡】
同じ鋳型から鋳造された鏡。中国で鋳型を鎔笵とよぶことに基づく。
ないこうかもん‐きょう【内行花文鏡】
中国、後漢代の銅鏡の一。半円状の弧形を内に向かうように連環状に連ねた文様をもつ。日本の弥生時代から古墳時代にかけての遺跡からも出土する。
ないし‐きょう【内視鏡】
体内の腔所を観察するための光学系を組み込んだ医療器具。気管支鏡・胃鏡・腹腔鏡・膀胱(ぼうこう)鏡・直腸鏡などがあり、現在はファイバースコープが広く用いられる。
ナンシーグレースローマン‐うちゅうぼうえんきょう【ナンシーグレースローマン宇宙望遠鏡】
《Nancy Grace Roman Space Telescope》NASA(ナサ)(米航空宇宙局)の宇宙望遠鏡。名称はハッブル宇宙望遠鏡計画を推進した天文学者ナンシー=グレース=ローマンにち...
にこうしれいき‐けんびきょう【二光子励起顕微鏡】
フェムト秒パルスレーザーの励起光によって光子密度を高め、自然界ではまれにしか生じない二つの光子が原子に同時に吸収される現象を起こし、試料が発する蛍光を観察する顕微鏡。長波長で低エネルギーのレーザ...
にしき‐めがね【錦眼鏡】
⇒万華鏡(まんげきょう)
にゅうもん‐きょう【乳文鏡】
4、5世紀の日本製の青銅鏡。直径10センチ未満。背面に乳頭状の突起を配した文様がある。
ニュートンしき‐はんしゃぼうえんきょう【ニュートン式反射望遠鏡】
主鏡の凹面で反射させた光を、光軸に対して45度に傾けた副鏡の平面で再反射させ、鏡筒の側面の穴に導いて観測する望遠鏡。1668年、ニュートンが考案・製作。
のぞき‐めがね【覗き眼鏡】
1 「覗き絡繰(からく)り」に同じ。 2 「箱眼鏡(はこめがね)」に同じ。
のべ‐かがみ【延(べ)鏡】
1 物を直接見ないで、鏡にうつして見ること。「思ひついたる—、出してうつして読み取る文章」〈浄・忠臣蔵〉 2 懐中に入れておく鏡。「着替へては媚(こび)を争ひ、—は化粧を補ふ」〈根無草・後〉