でんかいイオン‐けんびきょう【電界イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いるイオン顕微鏡の一。1951年に米国のE=W=ミュラーが発明。鋭く尖った針状の試料を使い、その先端部分の原子配列を半球状のスクリーンに拡大投影し...
でんかい‐ほうしゅつ【電界放出】
金属表面に強い電界がかかると、トンネル効果によって電子が真空中に放出される現象。熱電子が発生しない程度の温度で電子を放出するため、冷陰極放出ともいう。電子銃、FED、走査型電子顕微鏡などに利用さ...
でん‐けん【電顕】
「電子顕微鏡」の略。
でんし‐かんぼう【電視観望】
天体望遠鏡の接眼部にデジタルカメラや専用のイメージセンサーを取り付け、パソコンやスマートホンのディスプレーに画像を表示して行う天体観察。一度に多人数による観察もできる。
でんし‐けんびきょう【電子顕微鏡】
光線の代わりに高圧で加速された電子線を、光学レンズの代わりに電子レンズを用いた顕微鏡。光学顕微鏡の数万倍の倍率をもつ。電顕。EM(electron microscope)。
でんし‐じゅう【電子銃】
電子線を発生し、特定方向に射出する装置。電極を高熱にする熱陰極放出、強い電場をかけて表面の電子を放出させる電界放出などの方式がある。電子顕微鏡、ブラウン管などに用いられる。
でんし‐せん【電子線】
真空中に放射された高速度の電子の流れ。X線管・ブラウン管・電子顕微鏡などで利用。電子ビーム。EB(electron beam)。
でんし‐せんしょく【電子染色】
ある特定の生体組織や細胞の構造体を、電子顕微鏡で観察しやすくするために用いられる薬品。光学顕微鏡のための染色液と異なり、電子顕微鏡は色を識別できないため、電子線を散乱させるウランや鉛などの重金属...
でんしせん‐ホログラフィー【電子線ホログラフィー】
電子線を用いたホログラフィー。試料を透過した電子線と、電子線源から直接放射された電子線による干渉縞を記録し、これをコンピューターで解析することで、試料の立体構造や電場・磁場の情報を含む画像を作成...
でんしせんホログラフィー‐けんびきょう【電子線ホログラフィー顕微鏡】
⇒ホログラフィー電子顕微鏡