やり‐か・ける【遣り掛ける】
[動カ下一][文]やりか・く[カ下二] 1 あることをしはじめる。また、しはじめようとする。「—・けたままの仕事」 2 こちらからはたらきかける。しむける。「男より—・くる事、初心者や田舎者のす...
やわら
[副]静かに。そっと。徐々に。やおら。「—たち退かせ給ひにけり」〈大鏡・道長上〉
ゆうかいもりむすめいぶん【幽界森娘異聞】
笙野頼子の小説。平成12年(2000)「群像」誌に連載。平成13年(2001)第29回泉鏡花文学賞受賞。
ゆう‐そく【有職/有識】
1 朝廷や公家の儀式・行事・官職などに関する知識。また、それに詳しい人。 2 学識のあること。また、その人。学者。「いと—の物のかぎりなむなりかし」〈宇津保・嵯峨院〉 3 諸芸にすぐれていること...
ゆうどうほうしゅつせいぎょけんびきょう【誘導放出制御顕微鏡】
⇒STED(ステッド)顕微鏡
ゆう‐ゆう【優優】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしたさま。また、みやびやかなさま。「馬は群る蠅と虻との中に—と水飲み」〈鏡花・義血侠血〉
ゆうわくしゃ【誘惑者】
高橋たか子の長編小説。昭和51年(1976)刊。昭和8年(1933)に三原山で起こった女子学生の自殺幇助(ほうじょ)事件に着想を得た作品。同年、第4回泉鏡花文学賞受賞。
ゆき‐めがね【雪眼鏡】
雪に反射する紫外線などによって起こる目の障害を防ぐための眼鏡。《季 冬》「—山のさびしさ見て佇(た)てり/古郷」
ゆ‐げ【遊戯】
《古くは「ゆけ」》 1 仏語。心にまかせて自由自在に振る舞うこと。遊化(ゆけ)。 2 遊び楽しむこと。ゆうぎ。「九重の宮の内に—し給ふこと」〈栄花・本の雫〉 3 楽しく思うこと。喜ぶこと。「翁(...
ゆさん‐がんすい【遊山翫水】
野山や水辺で遊ぶこと。「友を誘ひて—に出でたるついでに」〈色道大鏡・四〉