ゆうつづ‐の【長庚の/夕星の】
[枕]金星が宵の明星として西に見えるところから「夕べ」に、また、明けの明星として東にも現れるところから「か行きかく行き」にかかる。「—夕(ゆふへ)になれば」〈万・九〇四〉 「思ひしなえて—か行き...
ゆみや‐の‐ちょうじゃ【弓矢の長者】
弓術に長じた人。また、弓矢の家の長たる人。武家の棟梁(とうりょう)。「将軍と申すは—にて」〈太平記・二七〉
ゆん‐だけ【弓丈/弓長】
《「ゆみだけ」の音変化》弓ひと張りの長さ。ふつう7尺5寸(約2.27メートル)。弦(つる)を張らない弓の末弭(うらはず)から本弭(もとはず)までの長さを一杖(ひとつえ)として測量の基準とした。ゆ...
よう‐ちょうおん【拗長音】
拗音で、母音が長母音のもの。キャー・キュー・キョーなどの音。キャウ・キウ・ケウ・キョウなどと発音されていた音の、連続する二つの母音([au][iu][eu][ou]など)が融合、長母音化して、中...
ようちょう‐せき【葉長石】
⇒ペタライト
よくかい‐ちょう【翼開長】
鳥などの翼の両翼端を結ぶ距離。翼幅ともいうが、鳥、翼竜、コウモリ、昆虫などの生物の場合、翼を開いた状態であることを明示した翼開長が使われることが多い。
よく‐ちょう【翼長】
翼の長さ。特に鳥の翼の、付け根から末端までの長さ。
よこ‐なが【横長】
[名・形動]縦より横のほうが長いこと。また、そのさま。「—な(の)用紙」
よ‐なが【夜長】
夜の長いこと。特に、9月・10月ころ、夜が非常に長く感じられること。「秋の—」《季 秋》「山鳥の枝踏みかゆる—かな/蕪村」
よ‐なが・し【夜長し】
[形ク]夜が長い。「なよ竹の—・きうへに初霜のおきゐて物を思ふころかな」〈古今・雑下〉