まろが・す【転がす】
[動サ五(四)]ころがす。「門口に立ちたる我を撞(つ)き—・し」〈鴎外訳・即興詩人〉
み‐ぶり【身振り】
1 感情や意志を伝えるためのからだの動き。しぐさ。ゼスチャー。「—手振りで知らせる」 2 身なり。いでたち。「大門口の茶屋にて—を直し」〈浮・一代男・七〉
もん【門】
[音]モン(呉) [訓]かど [学習漢字]2年 〈モン〉 1 出入り口。「門戸・門歯・門番/開門・関門・鬼門・軍門・舷門(げんもん)・肛門(こうもん)・獄門・柴門(さいもん)・山門・城門・水門...
もん‐とう【門灯】
門口や門柱に取り付けた電灯。
やく‐はらい【厄払い】
[名](スル)《「やくばらい」とも》 1 神仏に祈るなどして、身についたけがれを払い落とすこと。厄落とし。 2 近世の門付け芸で、節分や大晦日(おおみそか)の夜などに、町を歩き、厄年の人の家の門...
やど‐ふだ【宿札】
1 江戸時代、大名・旗本などが宿泊する本陣や脇本陣の門または宿の出入り口に、宿泊者の名を書いて掲げた札。関札(せきふだ)。しゅくさつ。 2 姓名などを記し、門口に掲げて、その人の住居であることを...
やら‐はらだち【やら腹立ち】
やたらに腹が立つこと。「欲しくばお前にやるわいなと—に門口へほれば」〈浄・歌祭文〉
わか‐えびす【若恵比須/若夷】
江戸時代、京坂地方で、元日の早朝に売り歩いた恵比須像を刷った札。門口にはったり、歳徳棚(としとくだな)に供えて福を祈った。《季 新年》「年や人にとられていつも—/芭蕉」
わ‐かざり【輪飾り】
わらを輪の形に編み、その下に数本のわらを垂れさげた正月の飾り物。ウラジロやユズリハなどを添えて、門口や室内に飾る。輪注連(わじめ)。《季 新年》「—やすでに三日の隙間風/万太郎」
わしり‐で【走り出】
家の門から走り出た所。門口。はしりで。「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)の山は出で立ちのよろしき山—のよろしき山の」〈雄略紀・歌謡〉