あい‐の‐やま【間の山】
三重県伊勢市の地名。伊勢神宮の内宮と外宮との間にある丘陵。近世は遊里もあった。
「間の山節」の略。
あいのやま‐ぶし【間の山節】
江戸時代、間の山で、代々、お杉・お玉と名のる女性が簓(ささら)・三味線に合わせて歌った俗謡。
あい‐ばん【合(い)判/相判/間判】
1 紙の大きさの一。縦7寸(約21センチ)、横5寸(約15センチ)のもの。多く帳面に用いられた。 2 写真乾板で、小判と中判との間の大きさ。縦約13センチ、横約10センチ。 3 浮世絵版画の大き...
あい‐ふく【合(い)服/間服】
《寒暑の間に着る服の意》春・秋の季節に着る衣服。合い着。
あい‐もの【相物/合(い)物/間物】
1 塩魚や干し魚類の総称。 2 「間(あい)の物1」に同じ。
あわい【間】
1 物と物とのあいだ。「色白の細面、眉(まゆ)の—やや蹙(せま)りて」〈蘆花・不如帰〉 2 事と事との時間的なあいだ。「朝の供事(くじ)と夕供事との—に」〈言国卿記・文明十三年〉 3 人と人との...
かん【間】
[名] 1 物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もくしょう)の—に迫る」 2 ある時点とある時点とのあいだ。あるひと続きの時間。「...
かん【間】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]あいだ ま あい [学習漢字]2年 〈カン〉 1 二つの物のあいだ。ある範囲の中。「行間・区間・空間・巷間(こうかん)・山間・中間・民間・林間」 2 二つの...
かん‐いっぱつ【間一髪】
《髪の毛ひと筋のすきまの意》事態が極めて差し迫っていること。その寸前のところ。「—で助かった」
かん‐か【閑暇/間暇】
することが何もないこと。ひま。「—を得る」