たか‐かんすう【多価関数】
独立変数の一つの値に対して従属変数の値が二つ以上対応しうるような関数。
たんいインパルス‐かんすう【単位インパルス関数】
⇒デルタ関数
だいいっしゅ‐えんちゅうかんすう【第一種円柱関数】
⇒ベッセル関数
だいすう‐かんすう【代数関数】
超越関数でない関数。多項式f(x,y)に対して、方程式f(x,y)=0によって定まるxの関数yをいう。有理関数・無理関数など。
ちょうえつ‐かんすう【超越関数】
代数関数でない関数。三角関数・指数関数・対数関数など。
ちょう‐かんすう【超関数】
関数の概念を拡張した広義の関数。物理学や工学の分野で便宜的に用いられる有用性のある関数に、数学的な基礎づけを与えたもの。ディラックのデルタ関数やヘビサイドの階段関数が知られる。
デルタ‐かんすう【デルタ関数/δ関数】
ディラックが量子力学において導入した関数。通常、δ(x)と記述され、δ(x)=0(x≠0)かつδ(0)=∞であり、xの全直線上での定積分が1となる性質をもつ。その有用性から便宜的に用いられていた...
でんたつ‐かんすう【伝達関数】
1 制御工学において、入力信号と出力信号の関係を表す関数。制御システムの入出力特性を決定し、それを記述したもの。 2 ニューラルネットワークにおける活性化関数に同じ。
どう‐かんすう【導関数】
関数f(x)を微分して得られる関数f′(x)を、もとの関数の導関数という。
にじ‐かんすう【二次関数】
独立変数の二次式で表される関数。グラフは放物線になる。