アジュルン【Ajlun】
ヨルダン北西部の都市。首都アンマンの北西約75キロメートルに位置する。周囲を緑豊かでなだらかな丘に囲まれ、その一つに十字軍への防備のために築かれたアジュルン城が建つ。
アジュルン‐じょう【アジュルン城】
《Qala'at Ajlun》ヨルダン北西部の都市アジュルンにある城塞跡。市街を見下ろす丘の上に位置する。12世紀末、アイユーブ朝の創始者サラディンの甥により、十字軍への防備のために建造。その後...
アズラック‐じょう【アズラック城】
《Qasr Azraq》ヨルダン東部の町アズラックにある城塞跡。古代ローマ時代の要塞に起源し、近隣のオアシス(現在のアズラック湿原保護区一帯)を防備する拠点として東ローマ帝国、ウマイヤ朝、マムル...
アニック‐じょう【アニック城】
《Alnwick Castle》英国イングランド北東部、ノーサンバーランド州の町アニックにある城。11世紀に造られたスコットランドに対する防備のための要塞に起源する。14世紀初頭、ノーサンバーラ...
アビラ‐だいせいどう【アビラ大聖堂】
《Catedral del Salvador de Ávila》スペイン、カスティーリャ‐レオン州の都市アビラにある大聖堂。12世紀から16世紀にかけて建造され、ロマネスク、ゴシック両様式が見ら...
イグマーンディ‐ようさい【イグマーンディ要塞】
《Igmándi erőd》ハンガリー北西部の都市コマーロムにある要塞。19世紀に旧市街の南側を防備するために建造された。現在、古代ローマ時代の出土品を展示する博物館がある。
いこくけいご‐ばんやく【異国警固番役】
鎌倉時代の御家人役の一。文永8年(1271)以後、元の来襲に備えた北九州沿岸防備の軍役。九州の御家人に対して鎌倉大番役・京都大番役を免除する代わりに課した。異国警固役。
いと‐じょう【怡土城】
福岡県糸島市にあった城。新羅(しらぎ)に対する防備のために神護慶雲2年(768)に完成。伊都氏のいたという高祖山の西斜面に築かれ、大宰府を守護。城門の礎石などが残る。
うき‐ほうだい【浮(き)砲台】
港湾などの防備のため、海上に設けた砲台。旧式な軍艦や艀(はしけ)に大砲を搭載したものなどが利用される。
えぞ‐かんれい【蝦夷管領】
鎌倉幕府の職名。奥羽や北海道の蝦夷を鎮め、辺境を防備するために津軽に置かれた。蝦夷代官。