なる‐たけ【成る丈】
[副]《動詞「な(成)る」に限度の意を表す名詞「たけ(丈)」の付いた語から。「なるだけ」とも》できる限り。できるだけ。なるべく。「—早く来てください」
なる‐べく【成る可く】
[副]《動詞「な(成)る」の終止形+可能の助動詞「べし」の連用形から》できる限り。できるだけ。なるたけ。「—早く行く」「—残さずに食べなさい」
なわ‐て【縄手/畷】
1 田の間の道。あぜ道。なわて道。 2 まっすぐな長い道。 3 縄の筋。なわ。「いかりおろす舟の—は細くとも命の限り絶えじとぞ思ふ」〈続後拾遺・恋三〉
なんきょく‐エイトケンぼんち【南極エイトケン盆地】
月の裏側の南極付近にあるクレーター。直径約2500キロメートルで、月面最大、かつ知られている限り太陽系最大級のクレーターとされる。大規模な天体衝突によって形成され、斜方輝石や橄欖石(かんらんせき...
にほんこくけんぽう‐だいじゅうさんじょう【日本国憲法第十三条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。個人の尊重と幸福追求権について規定する。 [補説]日本国憲法第13条すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利...
にほんこくけんぽう‐だいじゅうよんじょう【日本国憲法第十四条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。法の下の平等について規定する。 [補説]日本国憲法第14条1 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政...
にほんこくけんぽう‐だいにじゅうにじょう【日本国憲法第二十二条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。居住移転の自由・職業選択の自由について規定する。 [補説]日本国憲法第22条1 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を...
ニューアカデミー‐ぶんがくしょう【ニューアカデミー文学賞】
文学賞の一。2018年、選考団体の不祥事によりノーベル文学賞受賞者の発表が見送られたことから、その代替に同年限りの賞として創設された。受賞者は小説家のマリーズ=コンデ。
ぬき‐い・ず【抜き出づ】
[動ダ下二] 1 ㋐現れ出る。「御寺のかたはら近き林に—・でたる筍(たかうな)」〈源・横笛〉 ㋑ひいでる。ぬきんでる。「容貌のすぐれたるにも百千の中に—・でたると」〈色道大鏡・一〉 2 ㋐抜いて...
ぬれ‐ごろも【濡れ衣】
1 「ぬれぎぬ1」に同じ。「のがるとも誰か着ざらむ—天(あめ)の下にし住まむ限りは」〈大和・四四〉 2 根も葉もないうわさ。ぬれぎぬ。「—は、なほ、え干させ給はじ」〈源・夕霧〉