しょうご‐いん【聖護院】
京都市左京区にある本山修験宗の総本山。もと天台宗寺門派三門跡の一。円珍の開創と伝える。寛治4年(1090)白河上皇の勅願により増誉が中興し、現寺号に改称。のち後白河法皇の皇子静恵法親王が入寺し...
しょうじょうけ‐いん【清浄華院】
京都市上京区にある寺。浄土宗四大本山の一。貞観2年(860)清和天皇の勅願によって、禁裏内道場として創建。開山は円仁。のち、法然が入り浄土宗となった。天正年間(1573〜1592)現在地に移転。...
しょうそう‐いん【正倉院】
奈良市東大寺大仏殿の西北にある宝庫。天平時代の建造で、校倉(あぜくら)造りの北倉・南倉を、板倉である中倉がつなぐ。宝物には、聖武天皇の遺愛品や東大寺の文書・寺宝などのほか、ペルシアおよびアジア...
しょうねん‐いん【少年院】
家庭裁判所から保護処分として送られる者および少年法第56条第3項の規定により少年院において刑の執行を受ける者を収容し、矯正教育を授ける施設。法務大臣の管理下に置かれる。矯正院の後身で、昭和23年...
しょうねん‐きょうごいん【少年教護院】
教護院(現在の児童自立支援施設)の旧称。感化院が昭和8年(1933)少年教護法に基づき改称されたもの。
しょうれん‐いん【青蓮院】
京都市東山区粟田口(あわたぐち)にある天台宗の寺。天台三門跡寺院の一。比叡山東塔南谷にあった青蓮坊が12代行玄のとき、青蓮院となったのに始まる。仁平3年(1153)鳥羽院が本坊のほかに白川坊舎を...
しょ‐さいいん【初斎院】
卜定(ぼくじょう)された斎王(いつきのみこ)が潔斎のために野宮(ののみや)にこもるまで、宮城内に便利な地を定め、仮に移り住んだ所。
しょとう‐しょうねんいん【初等少年院】
心身に著しい故障のない、おおむね12歳以上16歳未満の者を収容した少年院。平成27年(2015)の少年院法改正で、「第一種少年院」に改組。→少年院
シリア‐しゅうどういん【シリア修道院】
《Syrian Monastery》エジプト北部の町ワディナトルーンにあるコプト教会の修道院。6世紀に創設。8世紀以降、多くのシリア人修道士が修行したことから現名称になった。聖ビショイが隠遁生活...
シルバカーヌ‐しゅうどういん【シルバカーヌ修道院】
《Abbaye de Silvacane》フランス南東部、プロバンス地方の町ラ‐ロックダンテロンにあるロマネスク様式のシトー会修道院。12世紀から13世紀にかけて建造された。セナンク修道院、ルト...