うち‐はじ・める【打(ち)始める】
[動マ下一][文]うちはじ・む[マ下二] 1 打つことを始める。「除夜の鐘を—・める」 2 「始める」を強めていう語。しはじめる。「これより—・めて、女はをかしき事もあはれなることも聞こえ給ひつ...
終(お)わりを告(つ)・げる
1 終わりになる。終了する。「大会もあと二日で—・げる」 2 終わりの来たことを知らせる。「一年の—・げる除夜の鐘」
かね【鐘/鉦】
1 (鐘)打ち鳴らすために金属で作った器具。また、その音。梵鐘(ぼんしょう)・半鐘や教会などの釣鐘にもいう。「—をつく」「除夜の—を聞く」 2 (鉦) ㋐下に伏せて置き、撞木(しゅもく)で打ち鳴...
ごん‐ごん
[副]固い物が強く当たって発する音を表す語。鐘の鳴りひびくさまにもいう。「こぶしで机を—(と)たたく」「除夜の鐘が—(と)鳴りわたる」
[名]歌舞伎下座音楽の一。銅鑼(どら)を打って時の鐘を...
さい‐じょ【歳除】
大みそか。除夜。
じょ【除】
[音]ジョ(ヂョ)(呉) ジ(ヂ)(慣) [訓]のぞく [学習漢字]6年 〈ジョ〉 1 取りのぞく。「除外・除去・除籍・除雪・除幕・除名/加除・解除・駆除・控除・削除・切除・排除・免除」 2 ...
じょ‐せき【除夕】
おおみそかの夜。除夜。
じょや‐の‐かね【除夜の鐘】
除夜の12時をはさんで、寺々で鐘をつくこと。また、その音。108の煩悩(ぼんのう)を除去し新年を迎える意味を込めて108回つく。百八の鐘。《季 冬》「妻はまだ何かしてをり—/草城」
とし‐の‐よ【年の夜】
大晦日(おおみそか)の夜。除夜。《季 冬》「—やもの枯れやまぬ風の音/水巴」
ひゃくはち‐の‐かね【百八の鐘】
寺院で朝夕、108回または略して18回、梵鐘(ぼんしょう)をつくこと。特に、大晦日(おおみそか)の除夜の鐘をさす。1年の、十二か月・二十四節気・七十二候の合計数とも、百八煩悩を覚まし除くためとも...