すえ【陶】
陶器。すえもの。「茅渟(ちぬ)の県(あがた)—の邑(むら)に」〈崇神紀〉
すえ‐き【須恵器/陶器】
日本古代の灰色の硬質土器。一部轆轤(ろくろ)を利用して作り、穴窯(あながま)を用いて1200度くらいの高温で焼く。朝鮮半島から到来した技術により5世紀に誕生し、平安時代におよんだ。祝部土器(いわ...
すえ‐つき【陶坏】
陶製の杯(さかずき)。かわらけ。
すえ‐つくり【陶工】
陶器を作ること。また、それを職業とする人。〈色葉字類抄〉
すえつくり‐べ【陶部】
上代、朝鮮からの渡来人を中心に、陶器(須恵器(すえき))を製造した技術者の集団。
すえ‐はるかた【陶晴賢】
[1521〜1555]室町後期の武将。大内義隆に仕えたが、のち、義隆を討ち、大友宗麟(おおともそうりん)の弟晴英を迎えて大内家の後嗣とした。毛利元就(もうりもとなり)と厳島(いつくしま)で戦って...
すえ‐ひと【陶人】
陶工。すえつくり。「—の作れる瓶(かめ)を」〈万・三八八六〉
すえ‐もの【陶物】
やきもの。陶器。「マイセン焼の—などあり」〈鴎外・文づかひ〉
すえもの‐し【陶物師】
陶器を作ることを職業とする人。陶工。
すやま【陶山】
姓氏の一。 [補説]「陶山」姓の人物陶山訥庵(すやまとつあん)陶山鈍翁(すやまどんおう)