あんの‐みつまさ【安野光雅】
[1926〜2020]画家・装丁家・絵本作家。島根の生まれ。淡い色彩と繊細なタッチで大人の読者を中心に人気を得る。科学や文学への造詣(ぞうけい)も深く多彩な題材を誇り、エッセーなども手がける。代...
いけ‐たいが【池大雅】
⇒いけのたいが(池大雅)
いけ‐の‐たいが【池大雅】
[1723〜1776]江戸中期の南画家。京都の人。名は勤(きん)、別号に霞樵(かしょう)など。柳沢淇園(やなぎさわきえん)・祇園南海と交わり、清人の伊孚九(いふきゅう)の画法を学ぶ。日本南画の大...
おん‐が【温雅】
[名・形動]穏やかで上品なこと。しとやかなこと。また、そのさま。「—な人柄」
かん‐が【閑雅】
[名・形動] 1 しとやかで優雅なこと。また、そのさま。「何故ああ—な動揺のない顔つきをしていられるのだろう」〈野上・真知子〉 2 景色などがもの静かで趣深いさま。「—な庭園」
かんぜ‐もとまさ【観世元雅】
[1395?〜1432]室町前期の能役者・能作者。通称、十郎。世阿弥の長男。観世大夫3世だが、現系図では数えない。若手ながら名手といわれたが、音阿弥を愛した足利義教の圧迫で、不遇の中に死んだ。作...
が【雅】
[名・形動]みやびやかなこと。奥ゆかしいこと。また、そのさま。風流。「馬が尿(いばり)するのをさえ—な事と見立てて」〈漱石・草枕〉 [名]「詩経」の六義(りくぎ)の一。周王朝の儀式や宴席でう...
が【雅】
[常用漢字] [音]ガ(漢) [訓]みやび みやびやか 1 洗練されていて上品なこと。風流なこと。みやびやか。「雅趣・雅遊/温雅・閑雅・古雅・高雅・清雅・典雅・風雅・優雅」 2 正しい。「雅歌・...
きたばたけ‐みつまさ【北畠満雅】
[?〜1428]室町時代の武将。伊勢国司。南北朝合一後、大覚寺統に皇位が譲られないことを両統迭立の約束に反したとして、後亀山天皇の孫の小倉宮を奉じて挙兵するが、幕府軍に敗れて戦死。
こうが【広雅】
中国の字書。10巻。魏の張揖(ちょうゆう)編。「爾雅」にならって19項目に分類し、漢代の学者の注釈などを増補したもの。のち、隋の曹憲が音釈を加えて、「博雅」と改題した。