じゅうはっさいのししゅう【十八歳の詩集】
井上光晴の詩集。著者の没後の平成9年(1997)に発見された、18歳前後の頃に書かれた詩帖から抜粋した詩を中心とする。平成10年(1998)刊行。
じゅんじょうししゅう【殉情詩集】
佐藤春夫の第1詩集。大正10年(1921)刊。五・七、七・五の文語調を用いた叙情詩23編を収録。
じゅんじょうしょうきょくしゅう【純情小曲集】
萩原朔太郎による詩集。大正14年(1925)刊行。北原白秋に捧げられている。少年期の作品集「愛憐詩篇」と、大正10年(1921)以降に発表した作品集「郷土望景詩」の2部からなる。
じゅんとくいんぎょしゅう【順徳院御集】
第84代天皇、順徳天皇の歌集。鎌倉前期の成立。紫禁和歌草。
じょうじんあじゃりのははのしゅう【成尋阿闍梨母集】
平安後期の日記を兼ねた家集。2巻。成尋の母の作。延久5年(1073)ごろ成立。成尋の入宋であとに残った老母が、子に別れた悲しみを書きつづったもの。
じょじょうししゅう【叙情詩集】
《原題、(スペイン)Rimas》ベッケルの詩集。1871年、作者の没後に刊行。全79編からなる叙情詩集。ロマン主義の詩から距離をおき、飾り気のない言葉で自己の内面が綴られている。
じょじょうしょうきょくしゅう【抒情小曲集】
室生犀星(むろうさいせい)の第2詩集。大正7年(1918)刊。若き日の哀感や故郷への思いなどを叙情的にうたった文語自由詩94編を収める。
《原題、(ノルウェー)Lyriske stykker...
じょじょうしょうひんしゅう【抒情小品集】
《原題、(ノルウェー)Lyriske stykker》⇒抒情小曲集
じょじょうみんようしゅう【叙情民謡集】
《原題Lyrical Ballads》ワーズワースとコールリッジの共著による詩集。1798年、匿名で出版。英国ロマン主義の先駆的作品集で、コールリッジの代表作「老水夫の歌」などを収録。
じんかいしゅう【塵芥集】
戦国時代の分国法。1巻。天文5年(1536)奥州の戦国大名伊達稙宗(だてたねむね)制定。神社・祭物以下諸事万般の171条からなり、分国法中最大級。伊達氏御成敗式目。