はんげ‐しょう【半夏生】
1 雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。...
はん・する【反する】
[動サ変][文]はん・す[サ変] 1 反対になる。裏腹になる。「期待に—・する」「去年に—・して今年は雨が多い」 2 規則などに違反する。「約束に—・する」 3 命令や教えなどにそむく。「主命に...
はん‐らん【氾濫】
[名](スル) 1 川の水などが増して勢いよくあふれ出ること。洪水になること。「豪雨で河川が—する」 2 事物があたりいっぱいに出回ること。あまり好ましくない状態にいう。「情報の—」「悪書が—する」
ば
[接助] 1 口語では活用語の仮定形、文語では活用語の未然形に付く。未成立の事柄を成立したものと仮定する条件を表す。もし…ならば。「暇ができれ—行く」「雨天なら—中止する」「名にし負は—いざこ...
ばい【梅】
[音]バイ(漢) [訓]うめ [学習漢字]4年 〈バイ〉 1 木の名。ウメ。「梅園・梅花/寒梅・観梅・紅梅・探梅・落梅・老梅・松竹梅」 2 ウメの実の熟する時期。また、そのころの雨。つゆ。「梅...
ばい【黴】
[音]バイ(慣) [訓]かび かびる 1 かび。「黴菌」 2 性病の一。梅毒。「黴毒/駆黴・検黴」 3 黒ずむ。暗くかすか。「黴雨」
ばい‐う【梅雨/黴雨】
6月上旬から7月上・中旬にかけて、本州以南から朝鮮半島、揚子江流域に顕著に現れる季節的な雨。梅雨前線上を小低気圧が次々に東進して雨を降らせるもの。入梅の前に走り梅雨(づゆ)の見られることが多く、...
ばいう‐ぜんせん【梅雨前線】
梅雨のころ、日本の南岸付近にほぼ東西に延びて停滞する前線。オホーツク海高気圧と小笠原高気圧との間にできる。
バイオエーロゾル【bioaerosol】
空気中に浮遊する生物由来の微粒子。花粉、キノコやカビの胞子、細菌など。アレルギー疾患や食物の腐敗の原因となるほか、大気上空で凝結核や氷晶核としてはたらき、雲の形成や降雨に関わりをもつことが知られ...
バイオーム【biome】
熱帯降雨林・夏緑樹林・ツンドラなど、主として気候によって分けられた生態系に含まれる生物集団。生物群系。