雲行(くもゆ)きが怪(あや)し・い
1 天気が悪くなりそうである。 2 もめごと・紛争などの起こりそうな不穏な成り行きである。「話し合いの—・くなってきた」
くも‐わた【雲腸】
鱈(たら)の白子(しらこ)。色が白く、形が雲を思わせる。塩漬けにして、吸い物などにする。菊腸(きくわた)。《季 冬》
雲(くも)を霞(かすみ)と
一目散に走って行方をくらますさま。「—逃げ去る」
雲(くも)を掴(つか)・む
物事が漠然としていて、とらえどころがないさまにいう。「—・むような話」
雲(くも)を衝(つ)・く
身長が非常に高いことのたとえ。雲衝く。「—・くばかりの大男」 [補説]「雲をつつく」とするのは誤り。
雲(くも)を遏(とど)・む
《「列子」湯問から》空行く雲を止めるほど、楽曲や歌声がすぐれていることをいう。
ひばり【雲雀/告天子】
スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長...
ひばり【雲雀】
《原題、(ドイツ)Lerchen》ハイドンの弦楽四重奏曲第67番ニ長調の通称。1790年作曲。全4楽章。通称は、第1楽章にひばりのさえずりに似た旋律が用いられることに由来する。
《(フランス...
ひばり‐がい【雲雀貝】
イガイ科の二枚貝。潮間帯の岩礁に足糸(そくし)で付着する。貝殻はイガイに似て薄く、殻長4センチくらい。殻表は赤紫褐色で、黄褐色の毛状の殻皮をかぶる。本州以南に分布。食用。
ひばり‐げ【雲雀毛/鶬毛】
馬の毛色の名。黄と白とのまだらで、たてがみと尾と背の中央部とが黒いもの。雲雀鹿毛(ひばりかげ)。