びょう‐げん【病原/病源】
1 病気を起こす原因。病因。病根。 2 よくないことの根本的な原因。「文三の—はお勢の心に在る」〈二葉亭・浮雲〉
びょうどう‐いん【平等院】
京都府宇治市にある天台宗・浄土宗系の単立寺院。山号は朝日山。藤原道長の別荘であったものを永承7年(1052)道長の子頼通が寺に改め、翌年阿弥陀堂(鳳凰堂)を建立。開山は明尊。阿弥陀堂や堂内にある...
びりゅう‐うん【尾流雲】
雲の副変種の一。巻積雲・高積雲・高層雲・積雲・積乱雲・乱層雲・層積雲の7種の雲級に現れ、名称は雲から垂れ下がる尾のように見えることに由来する。雲粒どうしが結合してできた雨粒が、地上に落ちてくる途...
びん‐ずら【角髪】
《「みずら(角髪)」の音変化》 1 「みずら」に同じ。 2 髪の毛。「雲の—、花の顔(かんばせ)」〈謡・楊貴妃〉
びん‐ぼうし【鬢帽子】
1 左右に布を垂れて鬢のあたりをおおうようにしたかぶりもの。「—したる雲客うちほほゑみて」〈太平記・三五〉 2 江戸時代、病人が手ぬぐいなどを頭に巻き、端を鬢のあたりに垂らしたもの。
ピー‐エス‐シー【PSC】
《polar stratospheric cloud》⇒極成層圏雲
ピー‐エム‐シー【PMC】
《polar mesospheric clouds》⇒夜光雲
ふう‐うん【風雲】
1 風と雲。風や雲。また、自然。 2 事の起こりそうな情勢。「維新の—に際会して身を起し」〈蘆花・不如帰〉 3 竜が風と雲とを得て天に昇るように、英雄・豪傑が頭角を現す好機。
ふううん‐の‐こころざし【風雲の志】
竜が風や雲を得て昇天するように、機会を得て大功を立てたり、立身出世したりしようとする志。
ふ‐うん【浮雲】
1 空に浮かんでいる雲。うきぐも。 2 定まらないこと、また、はかなく頼りないことのたとえ。