かたり‐べ【語部】
1 古代、古伝承を語り伝え、公式の場で奏した部。平安時代には践祚(せんそ)大嘗祭(だいじょうさい)のとき、美濃・丹波・丹後・但馬(たじま)・因幡(いなば)・出雲・淡路の7か国から召されて古詞を奏...
カチン【Cathine】
ミャンマー北部のカチン州や中国雲南省などに居住する少数民族。ジンポー(景頗)。 [補説]広義には、ミャンマー北東辺境部の山地に居住するアツィ族・マル族・ラシ族などを含む。
かっしょく‐うん【褐色雲】
化石燃料の燃焼などによる人為起源の大気汚染物質と、砂漠化による砂塵からなるエーロゾル。日照量の減少や呼吸器疾患の増加を引き起こすとされ、特に東アジア、南アジア、東南アジアの大都市において頻発して...
かつらぎ‐しんとう【葛城神道】
⇒雲伝神道(うんでんしんとう)
かなでほんちゅうしんぐら【仮名手本忠臣蔵】
浄瑠璃。時代物。11段。竹田出雲・並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)らの合作。寛延元年(1748)大坂竹本座初演。赤穂義士のあだ討ちに取材したもの。人形浄瑠璃・歌舞伎の代...
かなとこ‐ぐも【鉄床雲】
雲頂が水平に広がり、鉄床の形をした積乱雲。《季 夏》
かなとこ‐けんうん【鉄床巻雲】
かなとこ雲の雲頂にみられる、風下側に羽毛状に延びた上層雲。
か‐に
[名](スル)「かんにん(堪忍)」の音変化。「—して上げましょう」〈二葉亭・浮雲〉
かに‐せいうん【蟹星雲】
牡牛(おうし)座にある惑星状星雲。カニの甲のような形に見える。1054年の超新星の残骸と考えられ、現在もガス体が四方へ飛散しつづけている。強い電波とX線を放射。
かね‐ごと【予言/兼ね言】
前もって言いおいた言葉。約束の言葉。「思ひいでよ誰が—の末ならむ昨日の雲のあとの山風」〈新古今・恋四〉