さし
牛肉などで、赤身の中に網の目のように入っている脂肪。霜降りの脂部分。「—が入った牛肉」
さらで‐も【然らでも】
[連語]そうでなくても。「霜のいと白きも、また—いと寒きに、火などいそぎおこして」〈枕・一〉
サーロインステーキ‐しょうこうぐん【サーロインステーキ症候群】
運動不足により、足腰の筋肉に脂肪がたまった状態をいう。上等なサーロインには霜降り状に脂が乗っていることから。
ざ‐ぶとん【座布団/座蒲団】
1 座るときに敷く布団。 2 牛の肩ロース肉のうち、肋骨寄りの部位のひとつ。霜降りが多い。切り出した形が1に似ることから。
しお‐た・れる【潮垂れる/塩垂れる】
[動ラ下一][文]しほた・る[ラ下二] 1 みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。「しょぼしょぼと—・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉 2 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れ...
しき‐まつば【敷(き)松葉】
1 初冬に霜よけのため、また趣を添えるためなどの目的で、庭園に敷く松葉。《季 冬》「北向の庭にさす日や—/荷風」 2 便所の小用の壺に消音のために敷く松葉。
しし‐むら【肉叢】
肉のかたまり。肉塊。また、肉体。「血をすすり—を尽すとも」〈一葉・別れ霜〉
した‐おぎ【下荻】
オギの下葉。また、他の草木の陰に生えているオギ。「—のなかばは霜に結ぼほれつつ」〈源・夕顔〉
しだり‐お【垂り尾】
長くたれた尾。「ひとり寝(ぬ)る山鳥の尾の—に霜おきまよふ床の月かげ」〈新古今・秋下〉
しぼう‐こうざつ【脂肪交雑】
牛肉の赤身に脂肪が網目状に入っていること。肉質を評価する指標となる。霜降り。