き‐さめ【樹雨】
木の葉や枝についた霧が水滴となって落ちること。また、その水滴。
きしょう‐ちゅういほう【気象注意報】
災害が起こるおそれがある気象状態のときに、気象台が発表する注意報。大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃霧・雷・乾燥・なだれ・着氷・着雪・融雪・霜・低温の16種類がある。→気象警報
きまり‐じ【決(ま)り字】
カルタで、取り札を特定できる文字。読み札の一字目で特定できるものを一字決まり、二字目のものを二字決まりなどという。定まり字。 [補説]小倉百人一首の一字決まりは7首あり、一般に「むすめふさほせ」...
きもつき‐さんち【肝属山地】
鹿児島県、大隅半島南部に広がる山地。北東から南西に約56キロメートル、幅10〜14キロメートル続く。最高点は北東部に位置する甫与志(ほよし)岳の967メートル。山地中ほどの稲尾岳(標高930メー...
キャブ‐シグナル【cab signal】
運転席に自動列車制御装置(ATC)などからの信号が現れるようにした装置。運転許容速度がスピードメーターに数字で現れるもの。高速度運転や、雨や霧などで見通しの悪い場合でも、信号を確認しながら運転が...
きゅうにゅう‐き【吸入器】
蒸気・霧の状態にした薬物や酸素を鼻や口から吸入させるための器具。呼吸器疾患の治療や麻酔に用いる。《季 冬》「上の子やみずからかくる—/汀女」
きょう【狭〔狹〕】
[常用漢字] [音]キョウ(ケフ)(慣) [訓]せまい せばめる せばまる 1 間隔や範囲がせまい。「狭隘(きょうあい)・狭軌・狭義・狭窄(きょうさく)・狭小」 2 心にゆとりがない。「狭量/偏...
きよみ‐がた【清見潟】
静岡市東部、旧清水市の興津(おきつ)から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保(みほ)の松原に対する。[歌枕]「—波ぢの霧は晴れにけり夕日にのこるみほのうら松」〈玉葉・秋下〉
きら◦う【霧らふ】
[連語]《動詞「き(霧)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》霧や霞が一面に立ちこめる。「秋の田の穂の上に—◦ふ朝霞いつへの方に我(あ)が恋やまむ」〈万・八八〉
きり【霧】
《動詞「き(霧)る」の連用形から》 1 地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(...