すい‐ろ【垂露】
筆法の一。縦の画(かく)の下端を筆をおさえて止めるもの。→懸針(けんしん)
せいよう‐しょうろ【西洋松露】
子嚢菌(しのうきん)類のセイヨウショウロ科のキノコ。ヨーロッパブナなどの林の地中に生える。クルミ大からこぶし大になるものまであり、塊状。芳香があり、高級料理に用いる。ヨーロッパでは犬などを使って...
そう‐ろ【草露】
草に置くつゆ。はかないもののたとえにいう。「—の身」
そう‐ろ【霜露】
しもと、つゆ。消えやすいこと、はかないことにたとえる。「—の命」
そで‐の‐つゆ【袖の露】
袖にかかる露。袖が涙にぬれるたとえ。「暮れかかるむなしき空の秋を見ておぼえずたまる—かな」〈新古今・秋上〉
袂(たもと)の露(つゆ)
たもとにかかる涙。「君のみや花の色にも立ちかへで—は同じ秋なる」〈後拾遺・哀傷〉
ちょう‐ろ【朝露】
朝方におりた露。あさつゆ。また、人生などのはかないことを、消えやすい朝の露にたとえていう語。「人生は—の如(ごと)し」「電光—」
つゆ【露】
[名] 1 晴れた朝に草の上などにみられる水滴。地面や物体が露点以下の温度まで冷えると、大気中の水蒸気が凝結して生じる。「葉に—を置く」《季 秋》「市人の物うちかたる—のなか/蕪村」 2 わず...
てい‐ろ【呈露】
[名](スル)表にあらわれること。また、あらわすこと。露呈。「人生の事相おのずから別種の面目を—し来る」〈樗牛・美的生活を論ず〉
でんこう‐ちょうろ【電光朝露】
いなびかりと朝の露。はかなく消えやすいことのたとえ。「—の命」