へん【編/篇】
[名] 1 首尾の整っている詩文。 2 書物・文章や演劇などの部分け。「後の—で言及する」「青春—」 3 いくつかの文章を集めて1冊の本にすること。編纂(へんさん)。「国語学会—」 [接尾]...
ペーター‐カーメンチント【(ドイツ)Peter Camenzind】
ヘッセの小説。1904年刊。アルプスの山に生まれた子ペーターが都会の大学へ進み、恋愛や仕事、友人の死など、さまざまな経験をしたのち、再び故郷に戻るまでを描く。「郷愁」「青春彷徨(ほうこう)」の邦...
ほう‐ねん【芳年】
若いときの年月。青春。
ほたるのかわ【蛍の河】
伊藤桂一の短編小説。戦場を舞台に友情と青春を描く。昭和36年(1961)発表、同年第46回直木賞を受賞。
ぼくってなに【僕って何】
三田誠広の小説。全共闘運動の時代を背景に、地方から上京した大学生の青春を描く。昭和52年(1977)発表。同年、第77回芥川賞受賞。
ぼくはもぞうにんげん【僕は模造人間】
島田雅彦の小説。昭和60年(1985)「新潮」誌に掲載。翌年単行本刊行。教養小説のスタイルを模した青春小説。
まく‐なし【幕無し】
絶え間のないこと。ひっきりないこと。「のべつ—」「お愛(め)でたいだの、御結構だのと—に愛相を浴せ懸けて」〈風葉・青春〉
みずうみ
《原題、(ドイツ)Immensee》シュトルムによる短編小説。1849年刊。青春時代の夢のような恋を、老人の回想の形で描いた作品。
み・ちる【満ちる/充ちる】
[動タ上一][文]み・つ[タ上二] 1 一定の枠、空間や限界を越えそうになるほどいっぱいになる。あふれる。「会場は熱気に—・ちている」「香りが部屋に—・ちる」「危険に—・ちた戦線」 2 ある感情...
ミュージック‐ブレス‐ユー【ミュージック・ブレス・ユー!!】
津村記久子による青春小説。平成20年(2008)刊。同年、第30回野間文芸新人賞受賞。