ひだり‐ふじ【左富士】
東海道で江戸から京に向かう際、道の左側に富士山が見えること。歌川広重の浮世絵にも描かれた。 [補説]東海道は太平洋岸に沿うので、富士山は通常、道の右側に見えるが、茅ヶ崎市南湖(なんご)付近と富士...
ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
[名・形動]内気で、積極的に人前に出たり自分から行動を起こしたりすることができないこと。また、そのような性格や、そのさま。「—な(の)青年」「—で友達がなかなかできない」
ヒッポドローム【Hippodrome】
トルコ北西部の都市イスタンブールにある古代ローマ時代の競馬場跡。2世紀末に建設。東ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の時代に整備・拡張され、長さ400メートル、幅150メートルの競馬場になった。エ...
ひ‐でり【日照り/旱】
1 日が照りつけること。特に、真夏に晴天が続き雨が降らないこと。《季 夏》「天広く湖(うみ)青々と—かな/東洋城」 2 あるべきもの、あって欲しいものなどが不足すること。「女—」
ひとえ‐ぎぬ【単衣】
公家男女の装束の下に肌着として用いた裏のない衣。平安末期に小袖肌着を着用するようになると、その上に重ねて着た。地質は主に綾や平絹で、綾の文様は菱(ひし)、色は紅・白・青など。
ひとえ‐もの【単物】
1 裏をつけずに仕立てた和服類の総称。特に、裏をつけない長着。初夏から初秋にかけて着る。《季 夏》「地下鉄の青きシートや—/汀女」 2 室町時代、素襖(すおう)の直垂(ひたたれ)をいった語。
ひと‐こま【一齣】
1 演劇・映画などの一場面。 2 ひと続きの事柄の中の一場面。「日常生活の—」「青春の—」 3 フィルム・漫画などの一区切り。「—漫画」 4 大学などの時間割の一区切り。一時限。
ひとすじ‐しまか【一条縞蚊】
ヤブカの一。ヤブカ属の昆虫で体長約3ミリ。体は黒色で白い縞があり、胸部の正中線に沿って一本の白い筋が入る。東南アジアを中心に分布、日本では青森県以南に生息し、日中活動する。デング熱や西ナイル熱な...
ひと‐だま【人魂】
夜、空中を飛ぶ青白い火。古くから、死者から抜け出た霊が漂うものとされる。
ひと‐のし【一伸し】
1 一度にのばすこと。また、一気にのびること。 2 一気に行うこと。「これから—に瀬戸橋までやっつけよう」〈伎・青砥稿〉