おみ‐ごろも【小忌衣】
物忌みのしるしとする清浄な上着。大嘗祭(だいじょうさい)・新嘗祭(しんじょうさい)などに奉仕する小忌人(おみびと)や祭官などが装束の上に着る。白布に花鳥草木などの文様を青摺(あおず)りにし、右肩...
おみなえし【女郎花】
1 スイカズラ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしょう)...
おもい‐だ・す【思い出す】
[動サ五(四)] 1 過去のこと、忘れていたことを心によみがえらせる。「青春時代を—・す」「急用を—・す」 2 思いはじめる。「彼のほうが正しいのではないかと—・してきた」
おもい‐つの・る【思い募る】
[動ラ五(四)]思慕の情がますます強まる。「もう江口を自分の独占(もの)にしたというまでに—・って来た」〈近松秋江・青草〉
おやじ‐がり【親父狩(り)】
数人の青少年が会社員風の中年男を襲って、金品を強奪する行為。1990年代後半から使われはじめた語。
オランダ‐あやめ【オランダ菖蒲】
1 グラジオラスの別名。 2 アヤメの園芸品種の一。地中海地方原産の数種を交雑しオランダで作られた。5、6月ころ、白・黄・青紫色などの花を開く。ダッチアイリス。
オリオン‐ざ【オリオン座】
南天の大星座。2月上旬の午後8時ごろ南中する。三つ星とそれを取り囲む四辺形からなり、α(アルファ)星は赤いベテルギウスで光度0.4等、β(ベータ)星は青白いリゲルで0.1等。オリオン星雲・馬頭星...
おりべ‐やき【織部焼】
桃山時代、美濃地方で産した陶器。その名は茶人古田織部好みの奇抜な形・文様の茶器を多く産したことによる。釉(うわぐすり)の色により青織部・赤織部・黒織部などがある。
オリンポスのかじつ【オリンポスの果実】
田中英光の小説。昭和7年(1932)のロサンゼルスオリンピックにボート選手として参加した、著者自身の経験をもとに書かれた青春小説。昭和15年(1940)「文学界」誌に発表。同年、第7回池谷信三郎...
オルデンテルセイラ‐ジ‐サンフランシスコ‐きょうかい【オルデンテルセイラジサンフランシスコ教会】
《Igreja da Ordem Terceira de São Francisco》ブラジル東部、バイーア州の都市サルバドールの旧市街にある教会。18世紀初頭に建造されたバロック様式の教会で、...