いん【隠〔隱〕】
[常用漢字] [音]イン(漢) オン(呉) [訓]かくす かくれる こもる 〈イン〉 1 表面・世間からかくれる。「隠居・隠遁・隠忍/索隠・退隠」 2 世間から身をかくす人。隠者。「市隠・大隠...
いん【韻】
1 漢字の表す1音節のうち、頭子音を除いた部分の声調の違いによって、平(ひょう)・上(じょう)・去(きょ)・入(にゅう)の四声に分類した区別。これをさらに分けて、古くは206韻としていたが、のち...
いん【韻】
[常用漢字] [音]イン(ヰン)(慣) 1 言葉のひびき。また、物の出す音。「松韻・神韻・余韻」 2 風流な趣。「韻事・韻致/気韻・風韻」 3 漢字音で、声母(頭子音)を除いた部分。韻母。「韻字...
いん【飲】
[音]イン(漢) オン(呉) [訓]のむ [学習漢字]3年 1 水や酒をのむ。「飲酒・飲食・飲用・飲料/愛飲・牛飲・鯨飲・試飲・痛飲・暴飲・溜飲(りゅういん)」 2 酒宴。「小飲」 [難読]飲食...
いん‐いん【殷殷】
[ト・タル][文][形動タリ]大きな音が鳴り響くさま。「雷鳴が—ととどろく」
いん‐いん【隠隠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 かすかではっきりしないさま。「—として黯澹(ほのぐら)い中に」〈紅葉・多情多恨〉 2 音が遠く響くさま。「雷霆(いかずち)の音は次第に遠く—又霆霆(ろうろう)...
いんいん‐めつめつ【陰陰滅滅】
[ト・タル][文][形動タリ]暗く陰気で、気分がめいるさま。「—たる鐘の音」
いん‐えい【陰影/陰翳】
1 光の当たらない、暗い部分。かげ。「ライトを当てて被写体に—をつける」 2 物事の色・音・調子や感情などに含みや趣があること。ニュアンス。「—に富んだ文章」
いん‐がく【韻学】
漢字の音韻について研究する学問。音韻学。
いん‐きゃく【韻脚】
1 漢詩や賦などの韻文で句末に用いる韻。脚韻。 2 《foot》西洋の詩で、強音の音節と弱音の音節とを、一つずつ、または2個以上組み合わせて、リズムの単位としたもの。