そ‐せつ【素雪】
白雪。「玄冬—のさむき夜は」〈平家・灌頂〉
そで‐やま【袖山】
1 和服で、袖の上端の折り目になる部分。 2 洋服で、袖付けの山形になった部分全体。また、その頂点。 3 芝居の大道具で、舞台の袖の張り物に描かれた背景の山。
袖(そで)を絞(しぼ)・る
涙でぬれた袖を絞る。ひどく涙を流すことにいう。「墨染の—・りつつ、泣く泣く罷(まか)り出でられけり」〈平家・灌頂〉
そなわ・る【備わる/具わる】
[動ラ五(四)] 1 必要なものが不足なくそろい、整っている。また、設備・装置などが用意してある。「公共施設の—・った都市」「全室にスプリンクラーが—・っている」 2 生まれながらに自分のもの...
ソビエト【(ロシア)Sovet】
《評議会・会議の意》ソ連の政治的基礎であった組織。選挙された代議員によって構成される代表会議で、1905年、ペテルブルクの労働者が組織したのに始まる。1917年の二月革命後は労働者・兵士代表ソ...
そり‐さ・ぐ【剃り下ぐ】
[動ガ下二]頭髪を頂から下の方へそる。「月代(さかやき)は耳の元まで—・げ」〈仮・浮世物語・一〉
ソルント【Solunto】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市パレルモの郊外にある古代遺跡。パレルモの東約10キロメートル、カタルファノ山の頂上に位置する。紀元前4世紀頃に古代カルタゴ人の植民都市が置かれた場所...
そんしょう‐だらに【尊勝陀羅尼】
尊勝仏頂の悟りや功徳(くどく)を説いた陀羅尼。読誦(どくじゅ)すると罪障消滅や除災・延寿の功徳があるとされる。仏頂尊勝陀羅尼。
そんしょう‐ぶっちょう【尊勝仏頂】
胎蔵界曼荼羅の釈迦院にある五仏頂の一。釈迦如来の仏頂から現出した仏頂尊のうち、最勝のものとされ、一切の害障を除くという。仏頂尊勝。
そんしょう‐ほう【尊勝法】
尊勝仏頂を本尊として尊勝陀羅尼を誦(じゅ)する、密教の修法。息災・増益・滅罪・安産などのために行われる。