ネッカー‐の‐りっぽうたい【ネッカーの立方体】
平面に描かれた立方体の透視図において、頂点の遠近が明らかでないもの。透視図の内部に位置する二つの頂点のうち、どちらが手前にあるのか、二つの解釈ができるものをさす。反転図形の一種。スイスの結晶学者...
ネボ‐さん【ネボ山】
《Jabal Nibu》ヨルダン西部の山。マダバの北西約10キロメートルに位置し、死海とパレスチナを一望できる。標高817メートル。旧約聖書で、モーセが神の命で約束の地を眺めた地とされる。またモ...
のう‐てん【脳天/脳巓】
頭のてっぺん。脳頂。
のうりき‐ずきん【能力頭巾】
能・狂言で用いる頭巾の一。頭頂を折って後ろに垂らしたもの。能では能力(のうりき)などの役に、狂言ではすっぱ・新発意(しんぼち)などの役に用いる。強師頭巾(ごうしずきん)。
の‐うるし【野漆】
トウダイグサ科の多年草。河原などの湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は互生し、茎の頂には5枚が輪生。4月ごろ、淡黄色の苞(ほう)をもつ小花をつける。茎や葉を切ると白い乳液が出て、皮膚につくとかぶ...
の‐がりやす【野刈安】
イネ科の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。葉は線形で、基部でねじれて裏返しになる。秋、茎の頂に穂を円錐状につける。
のぎ‐らん【芒蘭】
キンコウカ科の多年草。草原に生え、高さ30〜45センチ。葉は放射状に出て、広線形。夏、葉の間から花茎を伸ばし、頂に淡黄赤色の花を総状につける。きつねのお。
のぐちごろう‐だけ【野口五郎岳】
富山県南東部、長野県大町市との県境にある山。標高2924メートル。飛騨山脈(北アルプス)中央部の高峰の一。山頂南西部に氷食地形のカール(圏谷)がある。烏帽子(えぼし)岳(標高2628メートル)か...
のこぎり‐やま【鋸山】
千葉県、房総半島南部の山。浦賀水道を望み、山頂が鋸の歯のような形を呈している。標高329メートル。
のせ‐みょうけん【能勢妙見】
大阪府豊能(とよの)郡能勢町妙見山山頂にある仏堂。長元年間(1028〜1037)能勢頼国の開創と伝え、慶長10年(1605)能勢頼次が久遠寺21世日乾を請じて日蓮宗に改宗。能勢妙見堂。