なき‐わらい【泣き笑い】
[名](スル) 1 泣きながら笑うこと。 2 泣いたり笑ったりすること。悲しいこともうれしいこともあること。「—の人生」 [補説]書名別項。→NAKIWARAI
なさぬ‐なか【生さぬ仲】
[連語]血のつながりのない親子の間柄。柳川春葉の同名の新聞小説が、大正2年(1913)に劇化されてから広まった語。 [補説]書名別項。→生さぬ仲
なつ【夏】
四季の第二。春と秋の間で、日本では6・7・8月をいう。暦の上では立夏から立秋の前日まで(陰暦の4月から6月まで)をいい、天文学では夏至から秋分までをいう。一年中で最も高温・多湿で、日中が長い。《...
なつ‐くさ【夏草】
夏に生い茂る草。《季 夏》「—や兵(つはもの)どもが夢の跡/芭蕉」 [補説]書名別項。→夏草
なつ‐こだち【夏木立】
夏の、生い茂った木立。《季 夏》「—故郷近くなりにけり/子規」 [補説]書名別項。→夏木立
ななつ‐の‐うみ【七つの海】
南太平洋・北太平洋・南大西洋・北大西洋・南極海・北極海・インド洋の七つの海。また、世界中のすべての海。「—を股(また)に掛ける」→五大洋 [補説]書名別項。→七つの海
ななつ‐の‐たいざい【七つの大罪】
キリスト教で、人を死に至らしめる七つの欲望。傲慢(ごうまん)・貪欲(どんよく)・邪淫(じゃいん)・憤怒(ふんぬ)・貪食(どんしょく)・嫉妬(しっと)・怠惰(たいだ)。 [補説]作品名別項。→七つの大罪
なまいき‐ざかり【生意気盛り】
生意気な言動をしがちな年頃。「—の高校生」 [補説]書名別項。→生意気ざかり
なよ‐たけ【弱竹】
《「なよだけ」とも》細くてしなやかな竹。また、女竹(めだけ)の別名とも。なゆたけ。「—の繁れる宿にまとゐしてただ世にそへむ数は知るやは」〈宇津保・沖つ白浪〉 [補説]作品名別項。→なよたけ
なり‐あがり【成(り)上(が)り】
成り上がること。また、その者。多く軽蔑の気持ちを込めるなどしていう。 [補説]狂言の曲名別項。→成上がり