げん‐きん【現金】
[名] 1 手持ちのかね。その場で受け渡しをすることのできる金銭。また、金銭をその場で受け渡しすること。キャッシュ。「—で支払う」「—の持ち合わせがない」 2 通用の貨幣。小切手・手形・為替な...
げんきん‐つうか【現金通貨】
法律によって強制通用力が与えられた貨幣。中央銀行が発行する銀行券と政府が発行する貨幣(硬貨)の総称。マネーストック統計では銀行券発行高と貨幣流通高の合計をいい、金融機関が保有する現金は含まれない...
げんきん‐どうとうぶつ【現金同等物】
容易に換金でき、価格の変動によるリスクの少ない短期投資をいう。満期が3か月以内の定期預金、譲渡性預金(CD)・コマーシャルペーパー(CP)・公社債投信などがこれにあたる。
げん‐だか【現高】
帳簿・預金通帳などで、現在ある金額や数量。現在高。
コア‐バンク【core bank】
1 預金の全額を国債など安全資産で運用する銀行。預金金利が低くなるかわりに、倒産の可能性が低いので小口金融に向いているといわれる。 2 取引の中核になる銀行。メーンバンクよりも関係は薄い。
こう‐ざ【口座】
1 簿記の「勘定口座」の略。 2 金融機関で、加入者ごとに金銭の記録・計算を行う仕組み。 ㋐「預金口座」の略。「—を開く」 ㋑「振替口座」の略。「—番号」
こうざ‐ふりかえ【口座振替】
金融機関で預金者の依頼により、支払い指定日に電気・ガス・水道・電話などの料金や税金などを預金者の口座から自動的に引き落として徴収者の口座に振り込み、支払いを済ませる金融機関のサービス。自動振替。
こうそく‐よきん【拘束預金】
銀行が債権担保の目的で預金者の自由な処分を制限する預金の総称。担保預金・見返り預金など。財務省通達で禁止されているが、金融機関の慣行として存続している。
こ‐ぎって【小切手】
銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。
こ‐ぐち【小口】
1 切った所。切断面。切り口。 2 書物の、背の部分を除いた三方の辺。上辺の天、下辺の地、背の反対側の前小口のこと。また、特に前小口をいう。 3 事の始まり。端緒。いとぐち。「話の—」 4 扱う...