いも‐がしら【芋頭】
1 サトイモの塊茎。親芋。芋の頭(かみ)。人の頭(かしら)に立つ意を通わせ、また子が多いところから縁起物に用いる。《季 新年》 2 形が1に似ている、茶道具の茶入れや水指。
いやさか‐おんど【弥栄音頭】
民謡。北海道北西部沿岸地方のニシン漁でうたわれた労働歌。また、盆踊り歌。「はあ、いやさかさっさ」と囃(はや)すところからきた名称。
いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】
江戸時代、番頭を勤め終えたのちも引き続き主家に奉公している人。
いん‐とう【咽頭】
口腔(こうこう)、鼻腔および食道の間の筋肉性の袋状の管。呼吸・嚥下(えんか)・発声などの作用をする。
うえ‐とう【上頭】
その土地に住まないで、京都にいる荘園の領主。地頭に対していう。「いつも—へ御年貢をささぐる」〈虎明狂・三人夫〉
うすかわ‐まんじゅう【薄皮饅頭】
黒砂糖を入れて作った薄い皮で、こしあんを包んだ饅頭。福島県郡山(こおりやま)の郷土菓子。
う‐ず【烏頭】
トリカブト属植物の母塊根。有毒であるが、鎮痛・強壮薬として利用。→附子(ぶし)
うた‐の‐かみ【雅楽頭】
雅楽寮(ががくりょう)の長官。
うとう【善知鳥】
謡曲。四番目物。喜多流では「烏頭」。善知鳥を殺した猟師の亡霊が旅僧の前に現れ、地獄で犬や鷹(たか)に責められる苦しみを訴える。
うま‐の‐かみ【右馬頭】
右馬寮(うめりょう)の長官。従五位上相当。みぎのうまのかみ。