けんしょく‐せんりょう【顕色染料】
⇒ナフトール染料
けん‐じ【顕示】
[名](スル)わかるように、はっきりと示すこと。「軍事力を—する」「自己—欲」
けん‐せい【顕性】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親の交配により、雑種第一代に現れる形質。ドミナント。⇔潜性。 [補説]かつては「優性」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでん【顕性遺伝】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親を交配させたとき、その一方の形質のみが発現する遺伝様式。⇔潜性遺伝。 [補説]かつては「優性遺伝」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでんし【顕性遺伝子】
対立遺伝子のうち、交配したときに形質を発現する遺伝子。ヘテロ接合体の場合、潜性遺伝子の働きを抑えて形質を発現する。優性遺伝子。→潜性遺伝子
けんせい‐かんせん【顕性感染】
細菌やウイルスなどの病原体の感染を受け、感染症状が現れた状態。→不顕性感染
けんせい‐だい【顕生代】
地質時代の区分の一。古生代カンブリア紀以降の時代をさす。肉眼で確認できるほどの大きさの化石が豊富に産出することに由来する。→隠生代
けんせい‐の‐ほうそく【顕性の法則】
メンデルの法則の一。ある対立形質について純系どうしを交配すると、雑種第一代(F1)ではどちらか一方の形質のみが現れるというもの。支配の法則。優劣の法則。優性の法則。
けん‐ぜん【顕然】
[ト・タル][文][形動タリ]はっきりと現れるさま。明らかなさま。「原因は—としている」 [形動ナリ]に同じ。「されども左府の書状—なり」〈古活字本保元・上〉
けん‐そう【顕証】
[名・形動ナリ]《「そう」は「しょう」の直音表記》「けんしょう(顕証)」に同じ。「道—ならぬ先にと、夜深う出でしかば」〈更級〉