おさめ‐てぬぐい【納め手拭い】
神社や寺に奉納した手拭い。願主の名前や紋などを入れて御手洗(みたらし)のところなどにつるしておく。
おたあ‐さま【御母様】
《「対の屋」に住んだところから》母を敬っていう語。宮中・宮家・公家、また、東西本願寺両家などの家庭で用いる。おたたさま。⇔御父様(おもうさま)。
おつき‐さま【御月様】
月を敬い親しんでいう語。 [補説]「お月様に願を掛ける」は尊敬語、「お月様が見える」は美化語。
おて‐やわらか【御手柔らか】
[形動]相手が手加減してやさしく扱ってくれるさま。「おてやわらかに」の形で、試合などを始めるときのあいさつの語として用いる。「—に願います」
お‐てら【御寺】
1 「寺」の尊敬語・美化語。 2 「御寺様」の略。 3 《寺では檀家から物をもらっても返礼しないところから》物をもらってもお返しをしないこと。もらいっぱなし。 4 「仰願寺蝋燭(こうがんじろうそ...
お‐にし【お西】
西本願寺、または浄土真宗の本願寺派のこと。⇔お東(おひがし)。
お‐ねがい【御願い】
「願い1」の謙譲語・美化語。 [補説]「折り入ってお願いがあります」は謙譲語、「ずいぶん都合の良いお願いだね」は美化語。
お‐ひがし【お東】
東本願寺、または浄土真宗の大谷派のこと。⇔お西(にし)。
お‐ひきたて【御引(き)立て】
「引き立て」の尊敬語・美化語。目をかけて用いること。「本年も—のほどよろしくお願いいたします」
お‐ひきまわし【御引(き)回し/御引き廻し】
指導や世話をしてもらうことを、その相手を敬っていう語。「—のほどお願いいたします」