いちわいちげん【一話一言】
江戸後期の随筆。56巻。大田南畝(なんぽ)著。安永4年(1775)ごろから文政5年(1822)ごろまでに筆者が見聞した風俗・流行・事件・天災・幕府の文書などを書き留めたもの。
い‐ふう【異風】
1 普通と異なった風俗・風習。 2 普通でない姿。異体。異俗。
いま‐ふう【今風】
当世の風俗。現代風。いまよう。「—のスタイル」「—の考え方」
いまよう‐うた【今様歌】
平安中期から鎌倉時代にかけて流行した、多く七・五調4句からなる新様式の歌謡。和讃(わさん)や雅楽などの影響を受けて起こる。従来の神楽歌・催馬楽(さいばら)・風俗歌などに対していう。
イメージ‐クラブ
《(和)image+club》性風俗店の一種。女性が、客の注文した仮想的状況に合わせて衣装を身につけ性的役割を演じるもの。イメクラ。
インストール
綿矢りさの処女小説。不登校の女子高生と男子小学生が、金儲けのために始めた風俗チャットを通じて成長していく。平成13年(2001)、第38回文芸賞受賞。受賞時の年齢17歳は、当時の史上最年少。平成...
いん‐び【淫靡】
[名・形動]男女の関係、風俗などが乱れていること。また、そのさま。「—な雰囲気」
うきよ‐え【浮世絵】
江戸時代の風俗、特に遊里・遊女・役者などを描いた絵。江戸の庶民層を基盤に隆盛した。肉筆画と木版画があり、特に版画は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)に始まり、鈴木春信らによる多色刷りの錦絵(にしきえ)...
うきよ‐ふう【浮世風】
1 当世風。江戸初期の享楽的な風俗についていった語。 2 「江戸風2」に同じ。
うきよものがたり【浮世物語】
江戸前期の仮名草子。5巻。浅井了意作。寛文5年(1665)ごろ刊。主人公浮世房の一代記を通して、当時の享楽的な社会風俗を描いている。