じき‐どう【食堂】
寺院で、僧が食事をする所。また、そのための建物。
じき‐にく【食肉】
仏語。肉食すること。
じき‐ふ【食封】
律令制で、皇族・高位高官者・社寺などに禄として封戸(ふこ)を与えた制度。位封・職封・功封・別勅封などがあった。しょくほう。へひと。
しょく‐ほう【食封】
⇒じきふ(食封)
じき‐もつ【食物】
たべもの。食事。しょくもつ。「浄(きよ)き—を調(ととの)へて僧に食はすれば」〈今昔・一五・二八〉
じき‐よく【食欲】
仏語。食物に対する欲望。
じき‐ろう【食籠】
1 食物を盛る器。ふたがつき、円形または角形。重ね式のものもある。 2 茶の湯で、菓子器などに使用されるふたのある器。
す・く【食く】
[動カ四]食べる。食う。特に、食物を水などで流しこむ。飲み込む。「塩絶ちて、木の実、松の葉を—・きて」〈宇津保・あて宮〉
す‐ごも【簀薦/食薦】
竹を編んで簀子(すのこ)のようにしたもの。裏を白い生絹(すずし)で張ったものもある。古く、神膳(しんぜん)や、食卓の下などに敷いた。
た・ぐ【食ぐ】
[動ガ下二]食う。飲む。「米だにも—・げて通らせ」〈皇極紀・歌謡〉