しょうぎ‐の‐こま【将棋の駒】
将棋に用いる駒。双方各20個あり、一組は、王将1、金将・銀将・桂馬(けいま)・香車(きょうしゃ)各2、飛車・角行(かくぎょう)各1、歩(ふ)9からなる。
すて‐ごま【捨(て)駒】
1 将棋で、先を読んで、相手に取らせる目的で駒を進めること。また、その駒。 2 全体のために使い捨てにされてしまう人や組織。捨て石。「会社の—にされる」
そのこま【其駒】
神楽歌の一。舞を伴う。神の乗り物の駒を歌って、惜別の情を表した歌。「その駒ぞや」で始まる。
ちえ‐の‐こま【知恵の駒】
玩具の一つ。正方形の駒を縦横4個ずつ並べることのできる浅い箱に、番号を記した15個の駒を置き、1個分の空地を利用して、駒を動かし、番号順に並べ変えるもの。
て‐ごま【手駒】
1 将棋で、手持ちの駒。持ち駒。 2 掌握している部下・手下。「—を振り分ける」
なり‐こま【成(り)駒】
将棋で、敵陣に入って成った駒。→成る9
の‐ごま【野駒】
ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長16センチぐらいで、全体に緑褐色。雄はのどが赤いので、日の丸・のど赤ともよばれる。北海道に夏鳥として渡来し、繁殖する。
はっ‐く【白駒】
1 毛色の白い馬。白馬。 2 月日。光陰。
はなれ‐ごま【放れ駒】
「放れ馬」に同じ。「妹が髪上げ竹葉野(たかはの)の—荒びにけらし逢はなく思へば」〈万・二六五二〉
はる‐ごま【春駒】
《「はるこま」とも》 1 張り子や練り物で馬の頭の形に作ったものに竹をさして胴とし、その端に車をつけた玩具。子供がこれにまたがって遊ぶ。 2 門付け芸の一。正月に各戸を回り、馬の首の形をしたもの...