がん‐く【岸駒】
[1756〜1839]江戸後期の画家。岸(きし)派の祖。加賀の人。字(あざな)は賁然(ひぜん)。号は同功館・可観堂など。南蘋(なんぴん)派の花鳥画を学び、円山派などの諸派を折衷し、京都画壇の中心...
きき‐ごま【利(き)駒】
将棋で、金将・銀将・飛車・角行などの、攻守にすぐれた働き駒。また、相手の駒の働きを抑えている駒。
く【駒】
[常用漢字] [音]ク(呉)(漢) [訓]こま 〈ク〉小さな馬。また、若い元気な馬。「駒隙(くげき)/白駒」 〈こま(ごま)〉「駒下駄/黒駒・手駒・若駒」
くろ‐こま【黒駒】
毛色の黒い馬。特に、甲斐(かい)国黒駒のあたりから産したという黒い馬。「妹(いも)が家に早く至らむ歩(あゆ)め—」〈万・一二七一〉
げき‐く【隙駒】
「駒隙(くげき)」に同じ。
こころ‐の‐こま【心の駒】
「心の馬」に同じ。「—は日に千度(ちたび)、恋しき方に走り井の」〈浄・蝉丸〉
こ‐ごま【小駒】
将棋で、金将・銀将・桂馬(けいま)・香車(きょうしゃ)・歩(ふ)のこと。→大駒
こ‐ま【駒】
1 《「子(こ)馬(ま)」の意》馬。また、子馬。「—を進める」「ひょうたんから—」 2 将棋・チェス・双六(すごろく)などで、盤上に並べて動かすもの。 3 自分の手中にあって、意志のままに動かせ...
こんでい‐ごま【犍陟駒/金泥駒】
《(梵)Kaṇṭhakaの音写》悉達(しった)太子が、出家するため王宮を去るときに乗った白い馬の名。
さん‐く【産駒】
競馬用語で、(ある父馬または母馬から)生まれた馬のこと。