けいけん‐ひはんろん【経験批判論】
ドイツの哲学者アベナリウスとその一派の認識論学説。認識の根拠を個人的要素を排除した純粋経験に求め、そこでは主観と客観、意識と存在の対立などが見いだされないとした。一種の主観的観念論。
けいけん‐ろん【経験論】
1 哲学で、認識の源泉をもっぱら経験に求める立場。F=ベーコン・ロック・バークリー・ヒュームなど、17〜18世紀のイギリス経験論が代表的。経験主義。 2 実際に経験したことに基づく考え方。
けいさつ‐さいがいはけんたい【警察災害派遣隊】
大規模災害発生時に、全国の警察から被災地に派遣される部隊。東日本大震災の経験を踏まえて平成24年(2012)に設置。災害発生直後に派遣され、現地警察の支援を受けることなく活動する即応部隊と、発生...
けいさん‐ぷ【経産婦】
すでに出産を経験している女性。
けいしき‐ち【形式知】
1 客観的で言語化できる知識。ハンガリーの哲学者マイケル=ポランニーが提唱した概念。→暗黙知1 2 ナレッジマネージメントにおいて、言語化・視覚化・数式化・マニュアル化された知識。経営学者、野中...
けいしちょう‐とくべつそうさかん【警視庁特別捜査官】
財務・科学・コンピューターなど特定の分野で一定の経験を積み、専門的な知識・技術を備え、幹部警察官として警視庁に採用された警察官。
けいしゃ‐しけん【傾斜試験】
船の重心の上下位置を測定する試験。甲板上の重量物を横方向に移動したときの傾斜から算出する。
けいじ‐か【形而下】
《「易経」繋辞上から》 1 形を備えたもの。物質的なもの。 2 哲学で、感性を介した経験によって認識できるもの。時間・空間を基礎的形式とする現象的世界に形をとって存在するもの。⇔形而上。
けいじ‐じょう【形而上】
《「易経」繋辞上から》 1 形をもっていないもの。 2 哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの。⇔形而下。
けいじ‐てき【経時的】
[形動]経過する時間順であるさま。時間の経過とともに変化などが進むさま。「実験による—変化を記録する」「強度が—に低下する傾向を示す」