ずい‐まく【髄膜】
脳と脊髄(せきずい)を包む膜の総称。内側から軟膜・クモ膜・硬膜の3層をなす。脳脊髄膜。
ずいまく‐えん【髄膜炎】
髄膜の炎症。高熱・頭痛・嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)・意識障害などの症状がみられ、死亡率が高く、治癒しても障害が残ることがある。細菌性・ウイルス性のもののほか、流行性髄膜炎がある。脳膜炎。脳...
ずいまくえんきんせい‐ずいまくえん【髄膜炎菌性髄膜炎】
⇒流行性髄膜炎
ずいまく‐しゅ【髄膜腫】
脳腫瘍の一つ。脳を包む硬膜から発生し、脳や神経を圧迫する。
ずい‐むし【髄虫/螟虫】
メイガ類の幼虫。主にニカメイガやサンカメイガ(イッテンオオメイガ)の幼虫をいう。稲の髄に食い入り大きな害を与える。めいちゅう。
ずいむし‐あかたまごばち【髄虫赤卵蜂】
タマゴヤドリコバチ科の昆虫。微小のハチで体は黄褐色、複眼は紅色。ニカメイガやサンカメイガの卵に寄生する益虫。
ずん【髄】
《「ずい」の音変化》物事の中心。まんなか。「虎の—にさし当て」〈浄・反魂香〉
なずき【脳/髄】
1 脳・脳髄・脳蓋骨(のうがいこつ)などの古名。「独鈷(とっこ)をもって—をつきくだき」〈平家・八〉 2 頭。「見る人の—も痛む雨夜かな」〈毛吹草・六〉