おうしゅうあだちがはら【奥州安達原】
浄瑠璃。時代物。五段。近松半二・竹田和泉・竹本三郎兵衛らの合作。宝暦12年(1762)大坂竹本座初演。前九年の役後の安倍貞任(あべのさだとう)一族の再挙の苦心に、鬼女伝説などを配したもの。通称「...
おおえ‐やま【大江山】
京都府北西部、丹波・丹後両地方の境をなす山。標高833メートル。山中に酒呑童子(しゅてんどうじ)が住んだといわれる洞窟(どうくつ)がある。源頼光の鬼退治の地ともされるが、それは京都市西方の老ノ...
おか【岡】
姓氏の一。 [補説]「岡」姓の人物岡鬼太郎(おかおにたろう)岡潔(おかきよし)岡研介(おかけんかい)岡鹿之助(おかしかのすけ)岡白駒(おかはっく)岡晴夫(おかはるお)岡麓(おかふもと)
おか‐ぼ【陸稲】
畑に栽培される稲。水稲に比べて収穫量が少なく、味も落ちる。りくとう。《季 秋》「痩(や)せ—へ死火山脈の吹きおろし/三鬼」
お‐がき【男餓鬼】
男の餓鬼。⇔女餓鬼(めがき)。「寺々の女餓鬼申さく大神(おほみわ)の—賜(たば)りてその子産まはむ」〈万・三八四〇〉
おくきぬ‐おんせん【奥鬼怒温泉】
栃木県北西部、鬼怒川源流付近の温泉群。八丁ノ湯・加仁(かに)湯・手白沢(てじろさわ)・日光沢などの温泉がある。泉質は単純温泉・硫黄泉など。
おし‐だし【押(し)出し】
1 押して外へ出すこと。 2 人目に映るその人の姿や態度。風采。「—がいい」 3 相撲のきまり手の一。双筈(もろはず)にかかるか片手を筈にかけて、相手の体を押し上げるようにして土俵外に出す技。 ...
おそ・る【恐る/怖る/畏る/懼る】
[動ラ上二]「恐れる」に同じ。「善根には微少なる広説せば、ないし後世の苦果を見ず—・りじ」〈東大寺本地蔵十輪経元慶七年点〉
[動ラ四]「恐れる」に同じ。「若(も)し疾疫の鬼魅(きみ)身に著く...
恐(おそ)れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)
《「恐れ入りやした」の「いりや」を地名の「入谷」に掛け、同地にある「鬼子母神」と続けたもの》「恐れ入りました」をしゃれていう語。
おと‐ごほう【乙護法】
仏法を守護するために童子の姿をして現れる鬼神。おとごおう。